声を聞く行ってみる

記憶が消える前に・・・


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人というのはいい事なのか悪い事なのか記憶がどんどん消えていく

消えてもいい記憶もあるが消えて欲しくない記憶もある

消えて欲しくないものだけ残ればいいのにそこは平等に消えていくのだ

僕が親しかった友人

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彼の声を最後に聞いたのは20年ぐらい前

アチーブのごっさんとまきんのこ結婚式の夜

「お前、何で結婚式に来なかったんだよ!」

って電話をかけたのが最後

そしてついに僕たちは今年で彼の14歳年上になる

30歳から歳をとらない彼

記憶もどんどん薄れていく

僕の記憶がもっと薄れる前に彼がどんな人物だったのか忘れないように書き留めていこうと思う

彼と僕が出会ったのが高校2年生の時

共通の友達を通じて仲良くなった

仲良くなったというか馴れ馴れしい彼はガツガツこっちにきたのだ

ごっさんをはじめとする友人は僕の事を「キド」と呼ぶのに彼だけは「ダイキ」と下の名前で呼んできた

そしていつもどこからとなくあらわれていた

僕とごっさんは美容師になるという夢を結構前からもっていた

だから高3の夏休みなんかは2人で専門学校の見学に行った

そして早々に合格した

彼はギリギリまで進学先を決めてなかった

そして卒業まで数ヶ月のある日

「お前たちが行く専門学校の前を通ったらかわいい先輩が沢山いたから俺もそこに行くわ!」

って言ってきたのだ

「その動機ってヤバイな!」

って言いながらも彼が僕たちと同じ学校に通いたかった事の照れ隠しではなかったのではないか?と今では思っている

僕たちの専門学校の友人関係は1年生のクラス分けで決まったといっても過言ではない

3クラスあって1クラスに男子は5人ぐらいだった

だからその5人でグループが出来た感じなのだ

彼とごっさんは1組

あんちゃんと呼ばれていた年上の子がいた2組

そして僕は3組だった

専門ともなれば年齢もバラバラ

だからクラスでグループが出来た

ちなみに菱田さんは2組だ

でも彼は1組にもかかわらず馴れ馴れしく色んな子と仲良くなるので彼の橋渡しみたいなので2年生になる頃にはみんな仲良くなっていた

今でもアシュリに来てくれる2組だったあんちゃん

彼の話をすると

「あいつとはスロットに一緒に行った」

って言うのだ

個々で彼に対しての思い出をもっているのだ

僕も

「あいつとスノボに一緒に行った」

「あいつとテストの日は朝から駅前のマグカフェで勉強した」

「あいつとカルミヤで夜までナンパしていた」

この辺は他の子が知らない思い出なのだ

ごっさんもごっさんで彼との僕の知らない思い出をもっていると思う

それぐらい馴れ馴れしく誰とも接していた

専門学校の途中で彼の親は離婚をして彼は市外に引っ越した

だから自ずと駅前に行くことが増えた

いつも駅前にいるから彼のおねぇちゃんに発見されては

「あんたらいつも駅前にいるね」

って言われた

就職活動が始まった

彼はなぜか専門の先輩と仲良くなっていた

そんなに接点がなかった先輩だ

そしてその先輩と同じサロンで働くって言い出した

今思えばその先輩のサロンの求人活動にまんまと引っかかったのだ

彼はごっさんの奥さんのまきんこと同じサロンで働きだした

当時からごっさんはまきんこと同棲していたからまた彼は僕たちとの接点を繋げたままだった

そして数年後、彼がそのサロンをやめたって聞いた

専門の同期の小野くんと同じグループみたいなので働き出したようだ

“ようだ”というのは僕がその辺はあまり知らないからだ

僕は豊橋にいたし彼とかごっさんは名古屋にいて詳しい事を知らないのだ

だから僕情報は間違っているかもしれない

僕と彼との接点はミクシィだけだった

僕がミクシィでブログを書くといつも批評連絡がきていた

そして彼はエクステの講師になったようで全国を飛び回りだした

ある時、本屋にいたら彼から電話があった

「本屋にいるならちょっとスタイルブックで俺を探してみて!」

って偉そうに電話してきた

まるで芸能人にでもなったような口ぶりだった

腹立った。

そんな感じでちょくちょく連絡をとっていたけどだんだんブログを書いても感想がこなくなっていった

そしてミクシィにも足跡がつかなくなっていった

忙しいんだよな・・・って思っていた

そして今から14年前の5月

アシュリがオープンして数日

予約の電話もなしで目を真っ赤にした小野くんがお店にいきなり来た

「工藤が・・・」

って言ってきた

もうびっくりしすぎてあまりその日の記憶がない

お店を早く閉めて菱田さんとごっさんとまきんこと安城の彼の家にむかった

数年前に遊びに行った事のある彼の家

うるさいイヌ

おしゃれチックなアルコール飲料の空き缶がのったカーテンレール

変わらなかった

ただ彼がいなくなっていた

関西のホテルの一室で発見された彼

その週の少年ジャンプが置かれた部屋で彼は1人だったらしい

あれから14年

まだかろうじて彼の生意気な顔と声を覚えている

「俺の家、ドンキの庭ぐらい近くにある!」

って偉そうに言っていた安城のドンキから結構離れていた家も今ではどこだか覚えていない

僕たちはいつの間にかおじさんおばさんになってしまった

そしてたまに思い出す

色んな思い出を・・・

 

 

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KIDO DAIKI

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代表Assure hair resort
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2026-05-17 | Posted in 木戸No Comments » 

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