あの夜の話
大阪の夜
彼は完全に記憶が飛んでいるらしい
彼にどんなことがあの夜にあったかを飲んでいなかった僕が伝えていこうと思う
記憶にないなら新鮮な話かもしれない・・・
あの夜、セミナーが終わって僕らは近くの焼き肉屋にむかった
僕は日帰り予定だったから車で来ていたが停めていたセミナー会場の近くまで戻ってくるのが面倒だったので三角さん、菱田さんとともに焼き肉屋まで車でむかった
泊まりの松さん、三角さんをホテルまで送ろうと思っていたので荷物を預かろうとすると
「カメラが入っているからいい」
こう断わられた
完全に大阪の治安を信じてない感じだった
そして遅れてお店に入る僕たち
もうみんなついていたから満席だった
ここで人見知りの僕は困った
そういえば
「いつも豹柄なんですか?」
って質問されている彼にも笑ったが僕の
「人見知りなんですか?」
って質問されるところにも笑った
僕の人見知りイメージを作ったのは
こいつらだ
でも人見知りの僕は知らない人ばかりのテーブルについた
もうスマホをさわる準備はしていた
そしたらそれを察した美容師さんが
「こちらへどうぞ」
って言ってくれて
豹さんと松さんの前の席へ
ここ店は受講者でかなり混雑していたのに
僕の隣りは誰もきてくれなかった
豹、松、木戸の中で誰が嫌われているのかはまたゆっくり話そう・・・
そして三角さんも到着
僕は井藤さんに渡してもらった豹を被る
僕の記憶では結構、色んな人が写真を撮っていたはずだがどこにも出ていない
たぶん
嫌われていたのは僕だ・・・
そして長澤さんが乾杯
彼は乾杯だけして東京セッションへむかった
そして豹、松、三角、菱田といういつものメンバーになった僕たちの席
完全にいつものように焼き肉の焼き係りが松さんになった
ごめん
これは夏のバーベキューの写真
酔ってもギリ脱いではいない
僕たちのテーブルは2つ焼く場所があったけど三角さんが
「松が焼くなら1個でよくない??」
って言って1つの火を止めた
そしてマナベくんがきた
完全に萎縮してしまいオドオドしていた
自分より下だとみた人には偉そうな彼もこの場所ではオドオドしてしまう
真性のクズって僕が呼ぶのはこういったところからだ
目が完全に泳いでしまっていた
豹さんにも殴られていた
そして隣りのテーブルでは
漫画盛りサイズのご飯の2杯目を食べている人がいた
この夜のことを後にこの井藤さんは
「あまり食べていない」
と語っている
松さんは完全に
はしゃいでいた
焼くのを忘れてはしゃいでいた
豹さんは参加者に真面目な話をしていた
松さんはただはしゃいでいた
完全にここで記憶が飛んでいると思う
焼き肉屋は2時間で終わりだった
ここでこの人数が入れる場所を急遽、探すことになる
隣りの焼き鳥屋は
「頑張ったけど体調を崩して今年で閉店」
って悲しい張り紙が貼ってあった
なので貢献しようと入ろうとしたら
「ハイレマセン」
と断わられてしまった
てか、なんでそんなに飴もってんだよ!!!!!!!!!!
大阪では“飴ちゃん”と言うらしい
そして夜の帝王の内川さんがお店を見つけてくれた
「ちょっと歩きます」
って“ちょっと”って言われたので車は置いていった
なのに
小学校低学年の遠足ぐらいの距離を歩かされた
僕は文句ばっかり言っていたが松さんはニコニコしていた
このニコニコは楽しいな!ではなく完全に酔っているサインだという事は知っている
そしてなんかオシャレなところへ
ここにはプールみたいな野外の席があったけどそっちが満席だったのでまず中の席へ
いつものように
「木戸さん、しゃべってる??」
って遠くのほうから言ってきやがった
案外、お前もしゃべってないからな!!!!!!!!!!!!
そして席があいたから外へ
ここで調子にのった僕はプールの水を菱田さんにかけたらめっちゃキレられた
菱田さんは隣りの席の人にも心配されるぐらい濡れたけど豹さんと松さんが笑ってくれたから場の空気を考えてそこまでキレないでくれた
本当に助けられた
そしてセミナーには参加してないけど浦松さんが来てくれた
たぶん来てみたら外だったから
怒っていたと思う
正直、野外でテンションが上がるのはブラジル人か僕ぐらいだと思う
テンションが上がった僕は
スマホを見ながら笑ってしまった
この時に
「あの人って1人でも楽しそうだね」
って言われた
3大絶対にやってはいけない事は
『信号無視』『密室でのおなら』『スマホを見て笑う』
これだと思う
その1つを僕は犯してしまったのだ
大阪でテンションの上がっていた僕はインスタのストーリーズに事あるごとに大阪弁で投稿していた
そしたら
クソほど笑えた
これが見ていた人の意見だと思う
ただみんな心の中で思っていた事だ
大阪、大阪しつこい
ただ誰も言ってこない
だって嫌われているから・・・
ただこの子が僕を嫌ってないかといえばそうでもない気はする
ただただ心からしつこいって思っただけの事だと思う
リアルで笑ってしまった
だからあの場にいたみんな、これで笑っていただけである
そしてまた移動
道頓堀を抜けた先の
ここ
徒歩5分ぐらい
名前は知らないけど大阪でよく見るやつが服を着ていた
ここで三角さんが謎の質問を店員さんにする
「このエビマヨってどんなやつ??」
店員さんは
「エビをマヨネーズであえたやつです」
って言った
うん。間違ってない
というか質問の意味が店員さんはわからなかったと思う
もしかしたら
「エビヲマヨネーズデアエタヤツデス」
って言ってくれたかもしれない
残念ながら僕たちは日本人だ
初めてエビマヨに出会ったわけではない
そしてここでは仕事の話なども
この時間になると少し真面目になるっていうのがいつものパターン
僕は真面目な話になるとますます黙り込む
そしてますます酔う松さん
ここでこんな話になる
「そろそろ木戸さん、あれやるんでしょ??」
「今年、面白かった5つのブログを選ぶやつ」
これの事か・・・
そして
「去年、俺、選ばれた」
これである
自分が選ばれた事をドヤったシーンなのである
この意味のわからなさがわかりますか??
選んだの僕なんですよ
僕にドヤってどうすんだよ!!!!!!!!!
サバス!!!!!!!!!!!!!
そしてここから松さんのみがうどんを食べたいと言い出した
ググってもらったら車とは反対方向
「いいから行こう!!!」
の松さん
「嫌だよ。マックでいいじゃん!!!」
のみんな
「俺だって食事制限したりしてんだからマックは食べない」
の松さん
「うどんも一緒だわ!!!!!」
で解散する事になりました
そして車に行くまででうどんがあったら食べようで歩いたけどうどん屋は見つからずコンビニへ
松さんは
「シルベーヌが欲しい」
ってうどんからシルベーヌに変わったんだけどコンビニには売っておらずプリッツを買う
いや、そのプリッツいるだった??
そして松さんと三角さんをホテルへ送る
なぜか自分の荷物は全部もってるのにトランクを開けようとする
次に豹さんをホテルまで送ろうとしたら大渋滞にはまる
こんな夜でした
少しでも思い出していただければ幸いです
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KIDO DAIKI
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