朝まではしご酒
僕が生まれ育った町“豊橋”
豊橋というのは駅で東側と西側に別れている
僕たちの親世代は東側を街と呼び西側を田舎と呼んだ
だから東側のほうが発展している
僕たちも駅で飲むと言ったら東側なのである
ほぼ東側で飲んでいる
今回は西側を紹介していってその中で自称22歳の職業“愛人”の女の子が出てくるのだがこの子も言っていた
「西側で飲まないとバレるから」
このようにみんな西側に行くことがあまりない
豊橋を知らない方も多いと思う
違う地域から豊橋に来た人を僕たち豊橋人が招待するのはまず東側だ
新幹線を降りて右側が東側
僕が車で豊橋に来た人を迎えに行く時
「新幹線を降りて左に進んでエスカレーターを降りて」
これが西側だと思ってほしい
僕は西側のうまれの人間だ
こちら側だけ知っている人は少しさびれた感じをうけると思う
本日はこっち側のお店を紹介していこうと思う
日曜の夜
僕はまた浜松にある“さわやか”に行きたくなっていた
そして富さんに連絡した
そしたら
「遠い」
って断わられた
先週は池田さんに
「体調が悪い」
って断わられたのだ
だから僕はふてくされて家でご飯を食べていた
そしたら富さんから連絡が入る
「飯いく」
「はよ」
「タクシーで来い」
僕の誘いは断わるくせしてこういうときだけ先輩風を吹かせる
とりあえず
むかう
珍しく西駅側に呼ばれたのだ
まず本日の1軒目
西駅のロータリーのまん前にあるお店
ここで富さんと池田さんが待っていた
まずここで2人の紹介をしておこう
左が富さん
アントミのオーナーだ
年齢は僕の1つ上の36歳
出身は愛知県の田原市
オアシズの地元というほうがわかりやすいかもしれない
あとから出てくるがこの田原出身というのがヤバイのだ
真ん中が池田さん
シフトのオーナーだ
年齢はこちらも僕の1つ上の36歳
出身は鹿児島
鹿児島人はラテンの血が流れているようで飲んだら踊って歌いだす
彼曰く
「鹿児島人はみんなそう」
と言う
僕はこの人を見て鹿児島人には気をつけようと思っている
この2人とはしご酒だ
今回は今まで行った事のないお店をはしごをするってやつだ
味を知っているお店はダメ
まず最初のお店では
なぜか富さんが常連感を出してきた
本当にこういうところがある
「なんか前に来たときよりきれいになりましたよね」
って普通に女将さんに言えちゃうんだ
このメンタルって何なんだろう??
池田さんのビールの中にはなぞの生姜が1人だけ入っていた
「いーいーいー」
ってそんなのを気にしないのがこの人だ
こんな2人とはしご酒
こんな2人だから
すぐに隣りの席の人と仲良くなる
こういうところ、本当にすごい
そして反対側の席には明らかにカップルの2人がいた
でも彼氏さんだと思われる人がトイレに行っているうちに彼女さんだと思われる人に声をかけてしまうのがこの2人だ
「あれって彼氏さんですか??」
普通に声をかけてしまう
「どう見えますか??」
質問に質問がかえってくる
どうやら僕が苦手とするタイプっぽい
「職場の上司と後輩??」
富さんはちゃんと答える
「いや、愛人だよ」
やっぱり僕が苦手とするタイプのようだ
「私って何歳に見えますか??」
おっと
本当に苦手な感じだ
でも富さんは
「高校生ぐらいかな??」
こんなリップサービスができる人間だ
「だったら飲めないし!!!」
なんか盛り上がってきている
僕はこういうときに完全に存在を消す努力をする
なるべく絡まれたくないのだ
「でもこういうよくしゃべる人って案外、夜はノーマルだったりするんだよね!!」
おいおい
初対面に下ネタをぶっこんでくるな
「でも私は口も腰もよく動くんだよ」
おいおい
すごい子、来たよ
自称22歳のすごい子、来たよ
「案外、こういうときに黙っている人のほうが・・・」
間違いなくターゲットが僕になった
こういうときに存在を消している人にまで話をふってくる人間はかなりヤバイ
このままでは僕たちも愛人の1人になってしまう為、お店を変える事にした
富さんがググろうとしたら
予測候補の一番上が
「豊橋 タトゥー」で笑った
入れようとしてるのかよ!!!!!!
そして「豊橋 さわやか」ってあったので一応は近所にさわやかがあるのかを探してくれていたらしい
次の店
スペアリブのお店だ
僕と池田さんは食事の写真を撮っていた
でも富さんは少しだけ元気がない
間違いなく自称22歳の職業“愛人”の子とワンチャンを狙っていたと思う
愛人カップルが次に行こうとしていたお店には行った事があったのでそこに行けなかったのだ
でも豊橋西駅側の特徴がある
お店が駅から出て右方向にかたまっている
そしてどのお店も23時ぐらいまでしかやっていない
そしてカウンター
だからはしごするのだ
さっきのお店にいた人にまた違うお店で会う確率はかなり高い
やはり愛人がやってきた
まぁすぐに帰ってしまったけどこういうの面白い
3軒目にむかったら最初のお店にいた富さんが仲良くなった高齢カップルもいたし
「次ってここ??」
って3人で話していたら
「ここだよ!!」
って高齢カップルに言われてそこにした
3軒目はこだわりのピザ屋
もう本当にこだわっている
ピザを釜で焼くんだけど生地を回さない
「回す必要はないからね」
ってピザハットを敵に回していた
そしてグラスもこだわっている
「ビールはグラスだよ。だって紙コップで飲むビールとグラスで飲むビールって全然、違うでしょ?それと一緒だよ」
カルボナーラも
「本場はクリーム入れないんだよ」
って言っていた
そしてカレー
「辛いカレーなんて誰でも作れるんだよ。うちのは辛くないの」
って全インド人を敵に回していた
でもこういうこだわりは嫌いではない
だってメガネさえも
ストックが
2つあったから
このこだわり方は半端ない
ここでもやはり富さんの誰にでも打ち解ける能力がいかんなく発揮された
でもこれがやばかった
最初のほうに言った「田原出身はヤバイ」
これがあったのだ
もうよくしゃべる・・・
田原出身はよくしゃべるのだ
このお店のマスター夫婦、田原出身
そして隣りに座った方も田原出身だったのだ
びっくりしたのは隣りに座った方が富さんの実家のご近所さんだった
もう恥ずかしいほど富さんの実家の事を話す
個人情報もあったもんじゃない
「僕、中学生だったら恥ずかしくて泣いている」
富さんにここまで言わせた
だって
店の外に出ても聞こえるから
そしてもっと驚くことが起こった
「今は田原じゃなくて牟呂に住んでるんだよ」
ちょっと待て・・・
牟呂ってうちの近所じゃねぇか・・・
よく聞いたらうちの斜め前の家の方だった
「お母さんってメガネで自転車に乗ってるよね!!!」
間違いない・・・
もう恥ずかしいから言わないで!!!!!!!!!!!
こんなはしご酒
朝までって言ったけど11時には解散した
今回、あまり行かない西駅側で感じたこと
西駅側はお客さん同士の距離が近い
なんか楽しかった
本当に食事やお酒なんて味よりも誰と一緒に過ごしているかが重要なんだと思った
これからもたまには西駅側も行ってみよう
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KIDO DAIKI
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