僕は他所のサロンの悪いクチコミを見ます

僕はたまに他所のサロンのクチコミを見ることがある

評価が高いものではなく評価が低いものを見る

それは

こんな事、書かれてるよ・・・

って意味合いはなく

その部分をうちで役立てたいから見る

なかなか貴重な意見だからだ

そしてそこを気を付けることをやっていく

美容師側に立つとなかなか見えてきづらい部分もあるのだ

大抵の場合の悪い評価は『接客』である

僕は接客という部分は掛け算だと思っている

技術　×　接客

接客が０だと技術も０になる

逆もそうだけど・・・

でも技術の部分は見えづらい

たまに左右の長さが違う美容師さんもいるのだがそこは好みとかあるので明確な左右に違いとかがない限り見えづらい

だからクチコミの悪いものは大抵の場合、接客に関する

「思っていたスタイルと違う」

これもカウンセリング問題だと思うから接客だと思う

そしてそれについて菱田さんと共有するようにする

すごく流行っていような有名店でも悪い評価がある

上から目線とかは多い

そんな話をしたら

「木戸さんってオープン当初ってめっちゃ誰に対しても上からだったよね」

って言われた

そうなのだ

僕は間違いなく上からだった

カウンセリングという名の押し付け

自分のいいと思ったものの押し付けをしていた

これを悪いとは言わないけどうちのやり方ではない

そしてディーラーさんに対しても上からだった

この部分に対して菱田さんから何度も文句を言われた

でも言われるたびに

「俺の言う事に口出しするな！！！！」

よく怒鳴っていたし驚くかも知れないが体育会系だった

そうだ

僕は

そんな人間だ

これが今ではどうだろう

６年たった今はどうだろう

手から火が出るぐらいゴマをすっている

いや、そうではない

同じ目線に立てている

たぶん・・・

僕の鉄の心を開かせたのは菱田さんの影響が大きいと思う

お客様との距離が近く何でも言ってもらえる菱田さんが正直、羨ましかった

あれ？？僕ってお客様の何も知らない・・・

こう思った

日々の生活に笑顔を届けるはずの美容師がその方の事を何も知らない

なのにスタイルをすすめている

商品をすすめている

こんな矛盾はないと思った

菱田さんの行動原理もわかった

お客様に来てほしいって願っている初年度の年末

売り上げの為でなくその方にキレイに年越ししてもらいたいだった

なんなら別に美容師のデフォである１２月に絶対に来てほしいでもそんなになかった

美容師は１年の自分の目標を１２月の売り上げにする人が多い

でもそれってお客様には関係がない

お客様が年末にキレイにしたいならそうだし１月に大事なイベントがあるならそっちが正解だ

だから彼女は年末だから来てほしいのではなく常に来てほしいと願っていた

それは僕の集客能力のなさからうまれたものだった

新規のお店には本当にお客様がみえない状態が続いた

来ていただいても僕はめっちゃ上から

そんなお店にまた行きたいのか？

そうではないと思う

菱田さんは接客を本当に大事にしていた

そして今では・・・

笑顔で溢れるお店になっている

これは自信がある

こんなお店ももうすぐ年末だ

１２月のお休みは３日(月)、１０日(月)、１１日(火)、１７日(月)

美容師の総決算は１２月の売り上げらしい

１２月に来ていただくことを心から願っています

あっ。そんな事いうと菱田さんに怒られそうだ

本当に自分の事しか考えないよねって・・・

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