『忍者大戦』を観て

おうち時間をいかがお過ごしですか？？

僕は金曜の夜は『僕たちの金曜ロードショー』と称してみんなでネット回線を使って映画を観ています

今回は２回目になります

おうち時間を乗り越える為には今回の映画はかなりオススメです

２回目は

『忍者大戦』

こちらになります

見てください

このファミコンゲームのタイトルのような感じを・・・

この映画を簡単に説明します

香港映画です

しかし日本の忍者と日本の少林寺が対決するのです

しかし日本人は一切出てきません

こんなんです

まずどんな映画かわからずに観ると誰が主人公なのかもわかりません

忍者が敵なのか味方なのかもわからないのです

この映画は９０分です

はじめにまず演舞を見せられます

琉球空手、少林寺、忍術です

忍術は蜘蛛の乗り物に乗ります

これはぜひ皆さんの目で見てください

基本的にこの演舞を見ているとこう思うのです

「めっちゃ長ぇな。」

これです

９０分たった？？なんて思って時間を見ると１０分です

永遠とも思える演舞が続くのです

でも正直、画面にうつっている人たちが忍者側か少林寺側かわからないのです

こんな難解な映画をはじめて見ました

でも途中で気付くのです

少林寺側の特徴です

少林寺側の人たちは会話の語尾に必ず付ける言葉があるのです

「南無阿弥陀仏」

これです

たぶんスターウォーズでいう

「フォースとともにあらんことを」

です

字幕には一切出てきませんがよく聞くと

「マスター」

って言っています

完全にスターウォーズを意識しているのです

そしてアクションでは完全に親指で鼻をピッてやってアゴを出すのでブルースリーを意識しています

でもなんせ画像が最強にあらいので太古の昔の映画に見えてスターウォーズやブルースリーがパクったんじゃね？？って錯覚を起こさせるのです

この画像のあらさと謎の臨場感が逆にマイナスになるシーンがあります

忍者が夜に何かをやるシーンです

何かをやっているのです

ただ画像があらいですし夜なのでまったく何も見えません

なんなら隠密行動なので字幕も出ないのです

ただ画面が黒いシーンが１０分以上続くのです

「あれ？？電源落ちた？？」

って錯覚します

それから唐突にカリフォルニアから来た僧が出てきます

武器はタンバリンです

アメリカのイメージの癖が強いです

そしてここでヒロインの登場です

気絶しているところに主人公っぽい人がたまたま通りかかり助けるのです

そして場面が変わります

気絶したままのヒロインをお風呂に入れるシーンです

男子は待ちに待った場面ですよね

ここで一緒に観ていた仲間がいうのです

「これって３０年以上前の映画だよね。っていうことはうちらの親ぐらいの人だよね。親の裸を見てんだよね。」

もうそれを聞いたら涙で前が見えなくなりました

そんなことをしていたら忍者が襲ってくるのです

ヒロインは目覚めます

そして主人公っぽい人と名前を呼び合うのです

待て待て待て

どこで自己紹介をすませた？？

そして次にインドの高僧が出てきます

もうこの人のポジションがわかりません

そして忍者にヒロインの首が切られます

ヒロインがヒロインであったのはものの５分です

そして最終的には登場人物がいつの間にかどんどん減っていきます

そしてどんなラストになるのかな？？なんて楽しみに待っていると・・・

画面が真っ赤になってＥＮＤって出ます

えっ？？ってなります

エンドロールすらないのです

忍術ですよ

９０分の映画です

ただその９０分が僕の人生の中で１番長く感じた９０分です

この９０分を乗り切った僕にはもうこわいものはないのです

これほど永遠とも感じられる時間は経験したことはなかったのです

やまない雨はない

終わらない忍者大戦はない

皆さんもぜひチャレンジしてみてください

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