若手美容師へ・・・~未来へつなげるバトン~
タイトルに若手美容師へって書きながら自分もそんな事を言うような年齢になってしまったんだなと思ってしまった
僕は今年で40歳
いつの間にか人生の半分は美容師になってしまった
そして今思う事は人は誰しも未来へつなげるバトンをもっているという事だ
自分は大きな流れの中の一部
受け取ったバトンを後世に受け渡す役割を担っているという事だ
だからこのブログを読んだ若手の美容師さんは僕のバトンを誰かにつないでいってくれたら嬉しい
老害の戯言と読み流していってしまってもそれはそれでいい
でも10人に1人、いや100人に1人
いやいや1000人に1人でも僕のバトンをつなげてくれる人がいる事を祈りながら書いていく
美容師の成功というのは人それぞれ違うと思う
売り上げをあげる事が成功
雑誌に載る事が成功
予約が取れなくなる事が成功
他にも様々な事があると思う
どれにしたって努力が必要だ
でも努力が報われる事は少ないし努力は簡単に裏切る
それが普通だ
でも成功している人は絶対に努力をしているのだ
まぁ正直、僕がつなげたいバトンは努力なんて一切、関係ない
なんとなく努力って書くとかっこいい気がしたので書いただけなので今までの文章は全然意味がない
ここから本題に入っていく
まずおっさんの大好きな自分の若い頃の話をしていく
まぁ大好きだ
嫌いな人はまずいない
鮨と若い頃の話を愛しているのだ
だから聞いてほしい
僕が美容師になった頃
世の中はエクステブームだった
編みこみのエクステ
チップのエクステ
ボンドのエクステなどがあった
それをアシスタントが任せられたりしたのだ
ギャルなんかは1ヶ月に1回はエクステを付け替えていた
付け替えということはまず付いているエクステを外さないといけないのだ
編みこみはゴムを切る
チップはペンチで潰す
ボンドは専用リムーバーで溶かす
こんな方法で外していた
その当時、僕の地元にはエクステ専門店みたいなサロンがあった
大人気サロンだった
予約が一切、とれないしいつでも20~30席はマックスで埋まっていたのだ
たぶんこの地域でそこまでなるサロンは今後も出ないと思う
サロンの中はギャルで溢れていたのだ
このサロンが他のサロンの悩みのタネだった
僕も困らされたのだ
このサロンは自社の専用ボンドでエクステを付けていたのだ
だから他のサロンのリムーバーでは溶けなかったのだ
でもそのサロンでエクステを付けたギャルでも予約がとれなくて他のサロンでオフだけする子がいたのだ
でも他のサロンではボンドが溶かせれなくてとれなかったのだ
いや、厳密に言えばとれる
ボンドを細かく砕けばとれたのだ
でも完全にとれる状態ではないのでそこからエクステを引っ張ると痛かったのだ
お客様は痛かったのだ
でもとらないといけない
こんな時に僕に先輩が教えてくれた方法があるのだ
「痛いよね?痛いよね?って言いながらお客様より痛い顔をしてとればいいよ!」
これなのだ
お客様の気持ちになる
いや、それ以上の気持ちになるのだ
このテクニックは何にでも使えるのだ
例えば
「お願いしていた髪の色と違うんだけど!!!」
ってクレームをいただいたとしよう
普通は
「申し訳ございませんでした」
って言うと思う
しょうがない
誰にだってミスはあるのだ
でもこれでは弱いのだ
違う髪の色になってしまったお客様よりへこむのだ
「なんでこんな事になってしまったんだ・・・寝る間を惜しんでカラーの勉強したのに・・・」
これなのだ
なんなら地面を叩いてもいい
泣いてもいい
中途半端にやるとバカにしているように見えてしまう
お客様が引くぐらいへこむのだ
「そんなに自分を責めないでください!」
って言われたら勝ちだ
これが美容師で成功するテクニックだ
いや、違う
絶対にそんな事やったらダメだ
絶対にそんな事をやらない美容師になろう!!!というのが僕がつなげたいバトンだ
立派な美容師になってください
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Assure hair resort
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KIDO DAIKI
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