人生で大切な事はすべて『ダンボ』につまっている

それは菱田さんとのこんな会話から始まった

最近、友達の子供の誕生日だった

そこでプロジェクターでうつす絵本をプレゼントしたのだ

その中の物語で『ダンボ』があったのだ

それで菱田さんが言ったのだ

「ダンボってサーカスでのかわいそうな話だよね？？」

でもその絵本はめっちゃ省略されててかわいそうじゃなかったらしいのだ

菱田さんは

「ダンボがめっちゃ泣いているイメージだったからそれならよかった！」

って言ったのだ

えっ？？

そんな話なの？？

僕はダンボの話を知らないのだ

世界３大存在は知っていても物語の内容は知らないものは

トイストーリー

おしゃれキャット

ダンボ

これなのだ

見なくてもいいやつだ

例えばトイストーリーはなんとなくおもちゃのチャチャチャのような話な気がする

例えばおしゃれキャットはめだかの学校的におしゃれなキャットの話な気がする

でもダンボだけヒントがないのだ

ただ今までは知ろうとも思わなかった

ディズニーに行っても絶対に乗らないアトラクションナンバーワンなので知ろうとも思わなかったのだ

でも菱田さんが子供に見せるのを心配するぐらいの話なのだ

菱田さんに内容を聞いたら

「覚えてない」

って言うのだ

めっちゃ気になるわ！！！！！！！！！！！！！！！

そして僕はウィキペディアで調べたのだ

そして調べた結果・・・

世界で最高の物語という事がわかった

『ダンボ』を知らなかった昨日までの人生に後悔したのだ

『ダンボ』には人生で大切な事がすべてつまっていたのだ・・・

それではウィキペディアの情報だけで『ダンボ』を紹介していこう

まずダンボというのはサーカスのゾウのジャンボの子供だ

本当はジャンボ・ジュニアというキラキラネームだ

自分の子供に自分の名前＋ジュニア

やばいのだ

ジャンボ・ジュニアは耳が大きい事でいじめをうける

そういえば耳が大きいのだ

それでみんなから『ダンボ』と呼ばれるのだ

身体的特徴がいじめにあう

なんとも現代社会でありがちな問題だ

そのいじめに親のジャンボが怒るのだ

めっちゃ怒るのだ

我を忘れて怒るのだ

だってキラキラネームをつける親なんだ

小学校の教室に乗り込むばりに怒ったに違いない

それによってジャンボとダンボは離れ離れになるのだ

現代で言うと勘違いで児相みたいな感じだと思う

それをかわいそうに思ったサーカスの同僚のネズミ

ダンボを団長に売り込むのだ

「ダンボはやれる子」

売り込んでくれるのだ

それでダンボにはチャンスがやってくるのだ

でも世の中の大抵の事はうまくいかない

チャンスをものに出来る人なんてほんの一握りだ

それはダンボだって同じ

そのチャンスをものにできない

大失敗をするのだ

それによってダンボはピエロにさせられてみんなの笑いものになる

この次がすごいのだ

ダンボは水と間違えてお酒を飲むのだ

いや、そんな事はありえないのだ

普通、ひと口でわかる

でも飲み続けるのだ

きっとお酒に逃げたかったのだ

わかる

そんな日もある

大抵、人生の失敗はお酒からうまれるのだ

僕だって今まで酔ってかわいい子に連絡してどれだけ失敗を繰り返してきた事か・・・

朝、起きてビックリするのだ

でもダンボは違うのだ

酔って記憶をなくして木の上で目覚めたのだ

これもよくある

「どうやって家に帰ってきたんだろう・・・」

よくあるのだ

ダンボの場合は耳で空を飛んだのだ

バカにされていたものが自分を救うものに変わりそうなんだ

でもダンボはずっと虐げられていたので自信をなくしていたのだ

「僕なんて・・・」

それを見かねたカラスが魔法の羽根をくれるのだ

「これがあれば空を飛べるよ！」

これでダンボは空を飛ぶのだ

でもその羽根は魔法の羽根でもなんでもなくただの羽根だったのだ

プラセボ効果なのだ

これで自信をもったダンボはサーカスのスターになる

結局、サーカスから逃れられない運命なのだ

どんだけ虐げられても結局、サーカスなのだ

このように人生で大切な事がすべてつまっているのだ

めっちゃすごい話なのだ

この話を知らなかった昨日までの自分

なんだか知った今は新しい自分

清々しい気分だ

これからは『ダンボ』を僕の人生の教科書にしよう

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