逆らえるうちに逆らう

営業中に菱田さんの会話が聞こえました

お客様と何の話をしていてそうなったかはよくわからないですが

「逆らえるうちに逆らう」

って言っていたのです

なんかあまりに菱田さんらしいセリフだなって思いました

物事って受け入れる人と逆らう人がいると思うのです

菱田さんは完全に逆らう人なんです

受け入れないといけない場合はありますよ

でも限界まで逆らうのです

菱田さんが話していたのはアンチエイジングの話だと思います

菱田さんの言う

「逆らえるうちに逆らう」

っていうのはウソのつけない彼女の根本の本音ですね

すごくいい言葉だと思いました

めっちゃ色々やっているんです

うちに置いてあるアイテムって仕入れが決まってから

「これ使ってね」

ってパターンではないのです

菱田さんが使いたいものを仕入れているわけです

こうすると使ってみていいものをお客様に伝えれますから

僕、昔、このジレンマがあったんです

お店で仕入れるものって大抵の場合、もう決まっていました

「これを入荷するから使ってください」

上からの指示がある場合がほとんどでした

そして使ってみて使用感をお客様に伝える

これって逆だよな・・・って思っていたのです

お店をオープンしてすぐはこれをしてしまっていました

だから途中でうちではやめたのです

使ってみて微妙でお店に出さなかったものは星の数ほどあります

だからお店にあるものって菱田さんや僕が使っているものです

そしてさらにいいものに出会ったら変えています

政治的な流れもないのです

まぁ本当に機械類はどんどん増えますよね

お客様にも

「来るたびに増える」

って言われます

でも僕たちも買って使っています

そして１軍だけを残しています

菱田さんの

「逆らえるうちに逆らう」

ってこういうのなんです

めっちゃ逆らうのです

この前も肌の洗浄に行ったら

「必要ないから来なくていい」

って言われたらしいです

そういえば昔、うちの弟がコンタクト屋で働いている時も

「菱田さんが来てくれたけど何が今まで見えてて何が見えなくなったの？？」

って弟が驚いて言っていました

逆らえるうちに逆らっています

とっても大事な事ですよね

こういう人間がいいと言ったものって説得力が生まれると思います

でも経営者としてはお店に置いてないのに使っているものも伝えてしまうのはどうにかしてもらいたいですが・・・

まぁそれが菱田さんです

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