美容師の頭の中
僕たち、美容師
少しだけ誤解されてしまうことがある
ほんのごく一部のカラオケやエレベーターの中でチョメチョメ系の美容師さんのおかげで
美容師 ＝ チャラい
こうなってしまったのです
美容師は女の子のことばかりを考えてるんじゃない？？
あわよくばを狙ってんじゃない？？
とか思われがちなんですが案外、真面目なんです
まぁ女性の事は四六時中、考えています
キレイになっていただくためってやつです
それでは本日は美容師イメージ向上委員会の木戸が美容師の頭の中をわかりやすく解説していこうと思います
難しくてわからない場合は聞きに来てください
そしてついでに靴下でも買ってください
あわよくばです
例えば皆さんがカラーをしたくてお店に来たとします
このとき、僕たち美容師はこんな事を考えます
まずやりたいカラーや似合うカラー、そこに対してのアプローチです
例えば髪の状態、時間、値段などでできない場合もあるのです
皆さんの中に過去、『これはブリーチしないとできないですよ』とか『ダブルカラーが必要です』って言われた事があるかたもいると思います
これって意味がわからないって思ったことはないですか？？
例えば
ブリーチしてからじゃないとできません
これってなんとなくわかりませんか？？
こんな真っ赤はブリーチしてからじゃないとならないのです
これと一緒なんです
髪の毛は
ブラウンです
もしくは
過去の色が残っています
これが邪魔なんです
過去の色が完全に抜けることはありません
わかりやすく目で見ていただきます
これを髪の毛の黒だとします
ここに赤を入れます
これを混ぜると
赤っぽい黒になります
これがカラーです
元の黒を明るくしないと赤は目立たないのです
でも最初の色を薄める
これをカラーでいうとブリーチだとします
ここに赤を入れると
より鮮やかになります
極論、完全に色を抜けば
真っ赤になるんです
これを僕たち美容師はゴールを見て方法を考えるのです
どこまでの色を出すべきかな？？
その場合はこのカラーを使うべきだな！！塗り方はこうだな！！順番はこうだな！！とかです
そのアプローチの仕方は美容師、それぞれです
その引き出しを増やすためにセミナーにいったりします
新たなアプローチ方法を習ったり自分ならこうするなって思ったり
ただ僕は引き出しを増やすものだと思っています
でも学ぶ中で鍵をかける引き出しも出る場合もあります
個人店と大型店の違いが出る場合もあります
昨日もセミナーでした
今、流行りのアプリエです
『ハイ透明感』
要するに今までは
この髪が１度のカラーでは
ここまでしかできなかったのに
透明感ってことはブラウンが少ないってことなんでブラウンを薄めながら同時に色を入れる
これを１回のカラーでブリーチなしでするって事です
正直、ブラウンを消していくので数ヵ月後には従来のカラーより明るくなります
これでもいいのか？？
色味を抑えて退色後の明るさを出さないようにするのか？？
こんな事を瞬時に考えます
例えば昔、菱田さんが
ミルクティーになるはずの色を入れたら
こうなってしまったのは菱田さんの元の色にブラウンがなかったから
ブラウンがある髪に使うとミルクティーになるように設定されてるシルバー、ブルーバイオレッド、モスグリーンなどが入っているミルクティーのカラー剤を使うとあのようになってしまうのです
だからブラウンをどうするのか？？
などを頭の中で考えます
案外、頭を使っているんです
それを美容師イメージ向上委員会の木戸はわかっていただきたかったんです！！！！！！！
結構、考えているんですよ！！！！！！！！！
セミナー中だって・・・
だから美容師さんを信じてくださいね
真面目な方が多いんです
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KIDO DAIKI
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