それぞれのハルカス
今年、最後の休み
１２月１８日
僕たちは大阪にいた
菱田さんは撮影をしていたが僕の仕事はというと
レフ板を持つこと
こんなにかわいい子が目の前にいるのにレフ板が邪魔でよく見えなかったので
僕も入ってみた
そして僕のレフ板は
２人を邪魔するのには
丁度よかった
僕は何故だか前日に寝れなかった
「えっ？なんで何もやらない木戸さんが緊張するの？」
って言われたけど僕の役目は場を盛り上げるだった
しかし
かわいい子が目の前にいるとあがってしまって無口なシャイボーイになってしまうのだ
「何でいるの？」
こうなっていた
僕は邪魔なのかもしれない・・・
いやいや、違う
撮影が終わった後に３人で遊ぶ約束をしていた
この為に僕は大阪まで来たといっても過言ではない！！！
そして
あべのハルカスに来た
ここは日本で１番高いビルらしい
ここを外から見たときに
「なんか隣りのビルと高さが変わらなくない？」
「上って張りぼてじゃない？」
散々な事を言っていた
でもまず１６階まで上がる
ここでもうこうなる
「目の前のレイクがあんなに小さいよ。レイク(湖)っていうかプール(水溜り)じゃね？」
でもまだここで１６階なのである
展望台は６０階
人間に例えると１６歳と６０歳の差なのである
もう孫とじいちゃん
盗んだバイクで走り出すのか考えたハイクでドヤりだすのかの差ぐらいである
まず１６階でたまたま偶然、大阪の美容師さんの
石田さんに会った
もうダンディーが服を着て歩いていた
でもジブリ展に来ていたことに笑った
もうウキウキがとまらない菱田さんは
ドンドン行ってしまった
高いところにあがるとテンションが上がるようだ
そして
宇宙空間のようなエレベーターに乗る
なんかこの２人はめっちゃテンションが上がっていた
僕は強がっていた
「たかが６０階でしょ」
そしてエレベーターが開く
僕は開いた口がふさがらなかった
マスクをしているのでわからないとは思う
そういえば僕は都会にいくとマスクをする癖がある
眼下に広がる小さな大阪にビックリした
３人とも
「なんか隣りのビルと高さが変わらなくない？」
「上って張りぼてじゃない？」
って言っていた自分をぶん殴りたかったに違いない
僕はここに来た１０人に８人は言うであろう言葉を口走っていた
「ここにいると悩みなんてちっぽけに思えるよね」
２人は言った
「う・・・うん。」
そして僕は将来の夢を語った
「ここでこの中からたった一人の君を見付けた！！ってプロポーズする！」
２人は言った
「う・・うん。」
僕はこのとき、２人の事を嫌いになりかけた
ここでそれぞれのハルカスを楽しんだ
自撮りしてみたり指を入れてみたり
僕もやった
でもこの画像を見ても僕ですらどこを指差してるかわからない
そして高所恐怖症の僕は
これを見て軽く気絶した
女の子２人と来ているので恥ずかしいところは見せれないけど白目にはなっていたと思う
でもここは本当にいい場所である
夕日が沈むのも見れた
なんてロマンチックなのであろう
まったく思い入れのない大阪の地に何故か懐かしさを感じる夕焼けマジックだった
ここで僕はある作戦を使っていた
見ていただこう
これだ
菱田さん、ジュナちゃんというのは比較的、顔が小さい人種だ
僕は比較的、大きな人種だ
隣りに立ちたいという世の男性、すべてが思うことをグッと我慢する
そして
後ろに立つのである
こうする事によって僕は顔が小さく見える
ただ隣りに立ちたかったと泣いた
そして１階下がって５９階には中庭があった
そこには
こんなフォトスポットがあった
女子が２人もいる
どちらかは一緒に並んでくれるに違いない
そう思って僕は先に立った
見事にどちらも来てくれなかった
もうここからはふてくされた
そして僕はここで耳を疑う発言を聞く
ここは中庭
どう見ても天井が開いていて外なのだ
いや、この寒さは半端ない
なので中に入ろうとした
散々、写真を撮ってから入ろうとした
そしたらジュナちゃんが
「ここって外だったんですね！！！」
あえて関西弁で言おう
ほんまに言ってんの？！
ここはありえない寒さなんだ
もし南極の人がここでアザラシや白熊を発見したら迷わず毛皮のコートにするぐらいに寒い
間違いなく中庭に出ているんだ
「なんかここって暖房きいてないね」
そんなレベルではない
極寒
でもジュナちゃんはこう思ったに違いない
「なんかここって暖房きいてないなぁ・・・」
ほんまかよ！！！！！！！
もう感覚がバグっている
この２人は天然側の人間だとわかった
そしてかわいくないマスコットを横目に
ハルカスをあとにした
そしてずっと菱田さんが大阪で行きたがっていたパンケーキに行く事になった
このお店は
イスがブランコだ
でも
片方だけ
僕だって乗りたかったんだからね！！！！！！！！
写真だって
２人で撮っている
僕だって入りたかったんだからね！！！！！！！
ここで僕はジュナちゃんのちょっとした特徴を利用してみた
このパンケーキのお店はいろんな種類がある
これがノーマル
どれも３つずつパンケーキがのっている
だから１人１つずつ頼んでシェアすれば３タイプ食べれる
僕はベーコンのやつにするって決めていた
そしてバナナチョコも欲しかったのだ
ここでジュナちゃんの特徴を教えよう
基本的に決めれない
これである
まず飲み物にめっちゃ悩んでいた
「フレッシュジュースって炭酸ですか？」
ここでも天然がでた
フレッシュ
シュってつくからシュワシュワってイメージだったのであろう
違う
そうじゃない
新鮮って意味だ
フレッシュ野菜はシュワシュワしないでしょ？？
こんな悩むジュナちゃんは選択肢を限定すればいい
「バナナチョコとティラミスのどっちがいいの？」
僕はティラミスよりバナナチョコの方がジュナポイントが高いのは知っていた
「バナナチョコ！！！」
やはりバナナチョコを選んできた
作戦成功！！！！！！！！！！！
そして菱田さんが言った
「バナナチョコって誰が選んだの？？普通じゃん！！！」
僕は迷わず指をさしてこう言った
「ジュナちゃんが選んだ！！！！！！」
でも僕のベーコンが１番人気がなかった
このように２０１７年の最後の休みはとても楽しい１日だった
ずっと笑っていた
また来年、３人でどっかに行こうね！！！！！！！！！
そして女子はこんなんでお腹がいっぱいになるようだけど僕は
琵琶湖を食べて帰った
そういえば朝、菱田さんがこんな事を言っていた
「私って泣きすぎじゃない？」
そういえば最近
めっちゃ泣いている
「泣きキャラになっちゃうから昨日、ジュナちゃんと別れた後に泣いたっていうのは秘密にしといて」
でも僕は
菱田さん、かっこよかったよ！！！！！めっちゃ書いてやった
そして朝のお客様がおみえになった
会話を菱田さんにふった
そしたらめっちゃ泣いていた
僕もお客様も唖然・・・
「どうしたの？？」
「ミスミンからLINEが来て・・・」
三角さんが昨日、菱田さんが撮影をやっていたのを見てLINEをくれたみたいだ
内容は知らないけど泣けたらしい
仲間っていいね！！！！！！！！！！！
そして僕のブログでは一切、泣かなかった事をお伝えしてこのブログを終わることとしよう・・・
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KIDO DAIKI
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