観る前に３回泣いて観てから３回泣いた映画

日曜日の夜

僕は無性にさわやかのハンバーグを食べたくなっていた

「さわやか行かない？」

この誘いを色んな人にした

「風邪ひいてる」

「遠い」

「２人は嫌」

様々な断わりの連絡が入った

うちに帰ってもご飯はない

ただ母親から父の呼び名が『あるじ』になった報告だけ受けていた

うちに帰っても誰もいない部屋では

まったく僕に懐かない小さな番犬がうちのあるじの帰りを玄関を眺めならら待っていた

つまらなかったので僕はＤＶＤを借りに行く事にした

『君の膵臓を食べたい』

この映画だ

君の膵臓をたべたい Blu-ray 通常版

この映画を僕は観たことがない

しかし観る前に３回泣いていた

まず『君の膵臓を食べたい』

このタイトルだけ見ると完全な猟奇的な内容に思える

だからすごく気になっていた

とりあえずどんな猟奇的な内容なんだ？って思ってネタバレを見た

完全に泣いた

もう内容が良すぎて泣いた

ただの純愛の物語だった

いや、純愛ではないのかもしれない

１日の大切さ、生きる意味、人と人との繋がり

こんな事がつまった物語だった

僕はネタバレを見ないで映画を観ればよかったと泣いた

そして借りに行こうとした日に完全にツタヤに寄るのを忘れて泣いた

このように観る前に３回泣いたのだ

そして観始める

小説とは少し違うらしい

小説では出ない大人になった姿の主人公

まーきの！！だ

普通はそっちにひっぱられる

でもこの映画ではまったくひっぱられない

だって結末を知っている僕はもう泣きそうなんだから

そして

天使のような女の子

コロコロと表情が変わり天真爛漫

こんな女の子

これは高校生同士の話

あまり大人が出てこない話

この目線

誰しも経験してきた目線

誰からも好かれるクラスの人気者の女子

友達もいなくずっと本ばかり読んでいる男子

日本のどこかではありそうなありふれたクラスの風景

そんなありふれたものこそ宝物だと教えてくれる映画

どんな人でも１日の価値は変わらない

もう一言でこの映画をあらわすなら『ヤバイ』

涙がとめどなく溢れるのだ

映画館でこれを観ていたらやばかったと思う

本当に観ていただきたいからネタバレはしない

ただ『好き』という言葉は一切出てこない

お互いに一切言わない

でも愛が溢れている

観ると『君の膵臓を食べたい』のタイトルだけで泣きそうになる

泣けるポイントばかりだ

少しネタバレだけど

わかる！！！わかるよ！！！！！

これぐらいのネタバレは許してください

そして最後も泣ける

僕はネタバレは見たけど細かくは知らない状態で見たんです

エンディングでどんな曲が流れるか知らなかった

主人公の男の子役の子がかっこいい感じだったからジャニーズか何かだと思っていたんです

だからエンディングもジャニーズの曲かな？なんて

そしたら

デレーンデンデン

えっ？

デレーンデンデン

えっ？？

聞いたことある！！！！！！！！

ミスチルのhimawariだ！！！！！！！！！！！！

もう涙腺は完全崩壊です

こんな完璧な映画はあるのでしょうか？？

観終わった後に僕は

小説を買いに行っていました

志賀君の好きな文庫で・・・

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

普通は小説を読んで映画だとは思いますが逆をやるのもいいと思いました

少し内容は変わりますがアナザーストーリーが見れるのです

こんな事もしてたんだね・・・みたいな

まぁ泣きます

このように６回泣ける映画

観終わった後にすがすがしくなる映画

ぜひ皆さんも観てみてください

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