菱田さんの歩み
こんな話を聞きました
「ブログで菱田さんの事をもっと知りたい」
そうです
菱田さんはブログを書きません
だからブログを書いているのは100パーセント、木戸です
僕という人間は基本的に俺が!俺が!人間です
なのでブログではあまり菱田さんの事を知る事ができなかったと思います
というか俺が!俺が!の僕の前では
菱田さんは影の薄い人間に思われていたのかもしれません
僕の癖が強くて消し去られてしまっていたのかもしれません
どんな人間なのかわからない
天然っていうのはわかる
どんな技術をするの?
スタイリストなの?
スリーサイズは?
本日は僕が知ってるかぎりで菱田さんのすべてを書いていこうと思います
まず菱田さんは愛知県豊川市にうまれました
3兄弟の真ん中です
小さい頃からナヨナヨした性格だったのでお母さんが空手を習わしたそうです
そしてその空手教室のリーダー的男の子に恋をしたらしいです
「お母さん、話しかけられたよ!」
そのリーダーと話ができたそうで嬉しそうにお母さんに話したそうです
「かづ、何て話しかけられたの?」
お母さんは聞きました
そしたら
「集合!!って話しかけられた!!!」
いやいや、それは合図です
昔から天然です
でも菱田さんはお母さんは
「よかったね」
こういうお母さんです
これで天真爛漫な人間が出来上がるのです
僕が初めて菱田さんに会ったのは専門学校のときです
個性が強い子でした
人と同じ事はしたくないみたいな子
独特な空気感があったのです
僕は追試ばかり受けていましたがその中にはいなかったので勉強は出来たと思います
いや、美容の勉強です
一般的な勉強は出来なかったと思います
今でも台形の面積の出し方なんてわからなくて小学生の子に
「勉強出来ないなら趣味を見つけなよ」
って言われていました
この前も進学塾の前に沢山自転車がとまっているのを見て
「なんで勉強するの?」
って言っていました
僕は
「いい大学に入る為だよ」
って言いました
そしたら
「何でいい大学に入りたいの?」
って言いました
僕は
「いい企業に入る為だよ」
って言いました
「ふーん。」
って言ってました
ここで思いました
頭の良い悪いって違う次元の問題なんだなと
たぶん塾って勉強方法を習う場所なんです
そしていい大学に入れる子は自分に合った勉強法が見つけられた子
そしていい大学に入った子は職業の選択肢が増えるのです
学校で頭がいい子は自分に合った暗記法をわかっている子だと思うんです
菱田さんはそれが見つけれなかっただけです
いや、彼女には必要なかったんだと思います
彼女は小学生の段階で『美容師になりたい』という目標が定まっていたのです
だから彼女はいい企業に入る為の暗記法は覚える必要がなかったのです
目標が定まった時の菱田さんのストイックさと行動力は半端ないのです
中学校1年生の時に彼女は美容室の門を叩くのです
「働かせてください!!」
美容師さんは言いました
「まだ早い」
そりゃそうです
中学校1年生は働けません
でも中学校3年生からお手伝いはしていたそうです
専門学校では彼女は幼馴染であるアチーブのまきんこといつも一緒にいた覚えがあります
そして2人でコンテストで入賞とかしてました
まぁ出来るタイプの人間ですね
僕みたいに全然出来ない人間で負けん気と意地だけできた人間ではないと思います
そして働き出します
彼女はずっと個人店にいました
僕はお店を出すときに自分と正反対で女性でストイックで出来るスタイリストにお店に来てもらいたかったのです
それを伝えるのもシャクなのでこう言いました
「菱田さんって結婚する予定とかないでしょ??なら来てよ」
これで来てもらえたわけです
いやいや
そんな簡単な話ではありませんでした
悩んだそうです
働いていたお店は先生と呼ばれる美容師さんがいてそこでサポートをしながら自分の担当のお客様もやる
不満があったわけではないと思います
そして豊川でやっていたので豊橋に移ることはお客様にも負担になってしまう
でも先生に言われたそうです
「レベルアップにいいんじゃないか」
うちも
2人です
でも僕はサポートしてほしいわけではなくライバルのような関係でいてほしかったのです
そして一緒に働きだすと不思議な事が起こるのです
僕の常識が覆されます
何か自由です
お客様の前で泣く事もあれば大笑いする事もあるのです
自由なんです
僕が考えていた美容師というカタチにとらわれてないのです
こんな事は言うべきではないかもしれませんが担当のお客様が来店されるときに髪が酷い状態になってないのです
えっ?何やるの?みたいな
「この髪、どうすればいい?」
じゃなくて
「何すればいい?」
なんです
お客様の生活を第一に考えるのでこうやって言われるんだと思います
サロンでは次回予約ってことをやります
「○月○日にパーマしませんか?そうするとこんな風になりますよ!」
これって美容師さんから言われた事のある人は多いと思います
これって次回提案です
次回予約には次はこうなるんだ!!みたいなワクワク感とかそういう意味もあります
でも菱田さんの場合はその時その時、その人その人を考えるので技術の次回提案でワクワク感をあたえないのです
次は菱田さんはどんな提案をしてくれるのかな?でワクワク感をあたえるのです
とりあえず行けば何かをしてくれるみたいな
そして来てみてよかった!みたいな
僕としてはたまったもんじゃないですよ
どれだけ次回予約で時間をとっておいていいかわからない
困ったもんです
でもこれが菱田さんなんです
無理にパーマをすすめない
巻くことをすすめない
乾かすだけがいいならそれだけにする
でも少しだけ背伸びをしてもらう
してもらうって上からな言い方ですね
菱田さんが絶対にしない言い方です
同じ目線なんですよね
誰とでも
そして相手の目線で考えます
撮影やった時だって
「外は寒いからジュナちゃんかわいそう」
って予定を変えたんです
困ったもんです
でもこれが菱田さんなんです
そして満足しない
自分はすごいって絶対に言わないんです
「満足すると神様が見ていてそこでストップされる」
って言うんです
いきなりこういうときだけ神様が出てきます
でもこれが菱田さんなんです
なんかやっぱり技術がどんなのかを伝えるのは難しいですね・・・
来ていただければわかります
でも独特な菱田ワールドがありますので3回ぐらい来店してください
そしたら4回目には
「何すればいい?」
って彼女に聞いていると思います
そして直接、色んな相談やどうでもいいお話などしたい方はインスタのDMなんかを送ってみてください
ものすごい誤字脱字で返ってくると思いますよ
LINE ID 『assuredk』
ID検索もしくは友だち追加して頂ければ予約できます
電話をする時間がないときは是非!
Assure hair resort
TEL:0120-927-254
豊橋市牟呂外神町15-7
定休日:月曜日 第2.第3火曜日
HP:www.assure-hair-resort.jp/
Twitter『@assure522』
KIDO DAIKI
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