『お返し』という言葉が嫌い
菱田さんが悩んでいた
そして聞かれた
「前髪を切ろうと思ってるんだけどどう思う？？」
菱田さんは
かとゆきちゃんの前髪を見て本当は伸ばそうとしていた前髪を切ろうか悩んでいた
僕個人の好みで言えば前髪はあったほうがいい
きれい系よりかわいい系のほうが好きなのだ
これはあくまで僕の好みである
でも言った
「切ったほうがいいと思うよ！！」
そうしたら
「何で木戸さんの意見に従わんといかんの？！」
こう言われた
ちょっと待て
なら聞いてくるんじゃない！！！！！！！！
そうなのだ
女子なんて好きな男子の好みでありたいし
好きな男子の意見は受け入れる
最近、お店でのもっぱらの話題はホワイトデーのお返し
これである
お店にも
色んなものがある
今年はクレンジングが人気だ
でもこれについて菱田さんは言う
「お返しってどう？」
バレンタインのお返し
もらったから返す
この感じが嫌いらしい
申し訳ないと
ここで大抵の場合はこんな話になる
「ホワイトデーのプレゼントは何がいいか？？」
「木戸さんならどうしますか？？」
ってなる
さっき皆さんには
こういうのがいいって言ったくせして僕は選ばなかったりする
自分のお店で売っているものを渡してもな・・・って思ってしまう
でもこのプレゼントによって男前度がはかられてしまうような気がする
例えば美容グッズはポイントが高いと思う
絶対に女子には必要なものだしオシャレだし
これの上を行くなら下着だ
「下着なんてどうですか？？」
こう言ったら
「それはキモイ。」
という答えが返ってきた
世の男性諸君
勇気を出して下着を買いに行ってもキモイ。って思われるぞ
そもそもプレゼントにはかっこよさが必要だと思う
そしてお返しではなくプレゼント
ならこれはどうなのか？？
「何が欲しい？？って聞く」
そうしたら言われた
「とんでもないものを言われたらどうするの？？例えば車とか」
待て待て待て
僕が好きになる相手が完全にキャバ嬢設定になってないか？？
そもそも車を欲しがる女子を好きにならない
僕は完全にいいものを思い付いた
「旅行はどうですか？？」
そしたら菱田さんにもお客様にも好評だった
「それいい！！！」
こう言われた
僕の旅行プラン
「君のくれたチョコの原料のカカオを見にガーナに行こうよ！！こんなのどうですか？？」
もう返事はなかった
でも菱田さんとお客様は女子トークで盛り上がっていた
「ガーナでも好きな人と一緒に行けるならいいよね！！！」
結局だ
結局そうなんだ
下着をくれても美容グッズでも好きな人がくれれば何でもいいのだ
それは前髪の好みでもだ
プレゼントを悩んでくれている時間が素敵な時間
何となく渡そうとしている心の中はドキドキだったり
そんなのがとってもいい
僕たちが一緒に悩みますので聞いてきてください
そして完全なる妄想トークで盛り上がります
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KIDO DAIKI
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