もうすぐ平成が終わる

朝、寝ぼけながら歯を磨き洗面所の鏡にうつった顔は人様には到底、見せれるものではなかった

なんか自分も老けたな・・・なんて思いながら自分の生年月日を考えた

昭和５７年

今までそこまで深く考えたことがなかったが５７年という数字にびっくりしてしまった

昭和ってそんなに長かったんだ・・・

朝からスマホで調べた

元号では最長だった

平成があと数日で終わる

平成３１年

偉そうなあの人もかわいいあの子も文句ばかりのあいつもその流れに逆らうことなく『令和』に進んでいく

何もするわけでもなく何ができるわけでもなく数日経てば令和に変わる

平成はどうだったかな？と別に平成に特にこだわりはないけど考えてみた

平成元年

この元号に変わった３ヶ月後に僕は小学校に入学した

わけのわからぬまま元号が変わった

３１年前だ

元号が変わったことなんかよりも引っ越したことのほうが大きかったかもしれない

当時、元気だった一緒に住んでいた祖父母はもういない

弟も結婚して家を出ていっている

元気が有り余っていた母方の祖父はまだ健在だがこちらが叫ばないと聞こえないぐらい耳が遠くなっている

そして祖母にいたってはもうその頃の事を覚えていないではないか？と思うぐらいボケてしまっている

自分のことは鏡を見ないと変化がわからないが目の前の世界は確実に着実に時を刻んでいる

何かが終わる時に感じるこのさみしさの正体は何だろう？

いつも考えてしまう

別に平成にこだわりがあるわけでもなく令和に不快感をもっているわけでもない

ただ誰かが決めたルールなだけなのに喪失感がある

そして元号が変われば新たな気持ちになるんだと思う

僕はそういった人間である

僕はわけがわからないぐらい子供だったけど先人たちは昭和が終わる時にこんな気持ちになったのだろうか？

いや、何の前触れもなくいきなり変わってしまったのだろうか？

そんな事をふと考えた

それぐらいＧＷ前は予約がいっぱいって前もって言ってしまったため気を使って予約の変更をしていただいた方が多くて手があいてしまっている

皆さん、気を使っていただいてありがとうございます

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