声を聞く行ってみる

いつかの中野


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前略、中野様

僕はこの時期になるとあなたを思い出します・・・

寒がりだったあなたは人の家に遊びに来てもダウンを脱がずに手袋をはめたまま

それは人としてどうなの??

僕はいつも思っていました

今年もあなたが大嫌いだった冬がやってきています

あなたとの出会いは中学校

転校生だったあなた

サッカー部では

「すごい奴がやってくる」

みたいな感じでした

本当にすごかったんです

別にサッカーはうまくなかったあなたは何故か練習中にボールに乗る練習をはじめて落ちて骨折していました

「こいつガチか・・・」

みんな思いました

部活では真剣に走っている姿を見たことはなかったのですが遅刻してくるあなたの走っている姿は毎日見ました

そして進学塾に何故か入っていた君は三者懇談で親の前で

「お前は芋屋にしかなれんぞ!!!!!!」

って頭が悪すぎて怒られていましたね

芋屋に失礼です

「木戸と中野と仲良くしたら将来、ダメになるぞ」

と先生に言われていた子は仲がいいまま公務員になりましたね

学校なんて先生なんてそんなもんです

君が担任の先生を

「部長」

って呼んでいた意味を僕は知っています

先生の名前が大原だったからです

こち亀です

わかるはずがありません

「こいつガチか・・・」

僕は思っていました

高校は違いましたがずっと仲が良かったですね

あるとき僕のところに絵に描いたようなギャルが来ました

髪に大きな花をつけて黒くて目の周りが白い子です

「あんたが木戸??」

こう言われたのです

「私の友達があんたの友達の中野の事を気に入っていて一緒にプリ行かない??」

こう言われたのです

プリとはプリクラです

毎日のようにギャルが教室に来られても困るので4人で駅前のプリに行きましたね

ギャルの友達だからどんなギャルが来るかと思ったらすごいのが来ましたね

ずっと恥ずかしいのかギャルの後ろに隠れていたウルトラマンが倒しそうな子

会話もギャルを通してヒソヒソ話していましたね

ギャルが通訳でした

「こいつガチか・・・」

僕は思っていました

何にでも遅刻してくるあなた

旅行の朝でさえ遅刻してましたね

それでやめた旅行もあります

毎回、電話をして起こすのが怒れるし謝らないので僕はあなたのアドレスの名前を

「今起きました。すいません。中野です。」

にしてました

愛想というのが0でしたね

人の家に遊びに来ても親に挨拶するどころかおじゃましますも言わなかったですね

「こいつガチか・・・」

僕はいつも思っていました

君の家は驚くほど長細い家でしたね

そして雨が近付くとありえないぐらい臭かった

殺傷能力がありました

お父さんがいるときは家に入れてくれませんでした

君のお父さんは駅で切符を切る仕事

機械化の波に飲み込まれてほぼ家にいた覚えがあります

そして部屋はお兄ちゃんと共有

ブルースリーのポスターが貼ってありました

お兄ちゃんの趣味は変わっていたのです

そして音楽はさだまさしが好きと聞きました

なので面白くなってお兄ちゃんの机を調べた事がありました

当時はCDをカセットに録音する

さだまさしのCDも録音してありました

そしてカセットには「さだまさとし」って書いてありましたね

好きなアーティストの名前を間違えていることに僕は人生で1番笑いました

君の家の固定電話はかなり変わっていましたね

耳の穴に突っ込むタイプ

「電話貸して!!!」

って言ったらそれを渡されて

「お前んとこの家族の耳に入れてるもの入れたくねぇよ!!!」

って本気で思いました

旅行に行くとお土産を買ってくるというのは恒例でしたね

君は買ってくると僕が家にいてもポストに入れていく

顔をあわしたくないようでした

僕が買って行ったときはそのまま中野家にお邪魔しようと思いました

そしたら長細い玄関の扉が少しだけ開いて君の手だけが出てきましたね

そしてお土産だけ受け取って手の甲で僕を押しました

「こいつガチか・・・」

僕は一生忘れません

君の長細い家には猫よけもありましたね

ペットボトルに水を入れて置いておくみたいな生ぬるいものではなかった

鋭利な刃物が家を囲んでいましたね

君がそれで怪我をしたとこともあるような思い出があります

猫かよ

高校の卒業旅行は一緒に京都に行きましたね

3人での旅行

2つのベッドと1つの簡易ベッド

それをかけてゲーセンでレースゲームをやりましたね

3周勝負なのに君が2周目でピットインしてタイヤを変えたことは今でも忘れません

「こいつガチか・・・」

ベッドで寝ながら思いました

僕は美容の専門学校、君はゲームの専門学校

途中で2人で嫌になって君の車で全て捨てて東京に行こうってなりましたね

あのメールが来る1秒前にビビビって震える君のポンコツの車

でも浜松あたりで運転が嫌になって引き返しました

30分の逃避行でしたね

働き出してからはまったく会わなくなりましたね

でも共通の友人の結婚式に2人で軽井沢に行きましたね

あれはいい思い出です

030

でもこれは言わせてほしい

人には礼儀ってもんがあるんだ

君は結婚式に呼ばれたよね??

でも君が結婚したっていうのは風の噂で聞いたんだぞ

「こいつガチか・・・」

僕は思いました

踊る大走査線にめっちゃはまった君は織田裕二のような格好をして他のドラマで織田裕二が飲んでいた焼酎の牛乳割りをよく飲んでたね

ひと口もらって

「こいつガチか・・・」

僕は思いました

近所のコンビニのバイトもすぐにクビになっていましたね

君がバイトで入るときに万引きの数が増えるという理由

ただバカなだけなのにね

君の辞書には社交辞令って言葉はない

僕がお店を出してもまったく来ないよね

もう最近は顔も忘れてきています

でもあれだけ人間としてどうなの??って思っていた君が今は家族ができて新たな友達と仲良くやっているというのは何だか嬉しくも感じます

そして寒い時期になるとあなたを少しだけ思い出します

ほんの少しだけです

別に会いたいわけではないです

僕は仲間とはこんなものだと思います

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KIDO DAIKI

KIDO DAIKI

代表Assure hair resort
お客様の”キレイ”のトータルなサポートをさせていただきます。 全てのスタイルはケアをもとに成り立つという強い想いをもち、ヘアケア、スキンケア共に最大限の力を注いでいます。

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2019-12-21 | Posted in ブログNo Comments » 

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