僕の身に降りかかった怖い話
本日は僕の身に降りかかった怖い話をしていこうと思う
ノンフィクションであるがゆえに全てを仮名にしていくことを許していただきたい
ある時、電話が鳴った
「今日ってカットできますか?」
男の人の声だった
僕はマニュアル通りに時間を聞いた
そして
「うちは初めてでしたか?」
って聞いた
そしたら
「初めてです。妻がいつもお世話になっています。」
と言われた
マニュアル通り
「お名前をよろしかったですか?」
と聞いた
その男性は
「フグタです」
と答えられた
ここで僕は頭をフル回転させた
うちに来ている奥様
名前はフグタ
どう考えても出てこなかった
この場合に
「奥様のお名前は?」
とは聞けない
「フグタです」
って言われるに決まっている
もっと言うならばいいお店って見せるためには奥様を知っている風にしなくてはならない
お客様を含めてアシュリファミリーです!!!!!!みたいな空気を演出したいのだ
でもどう考えてもどっからどう考えても
フグタさんが思いつかないのだ
ここで僕は2つの仮説を立てた
①僕の耳がおかしい
完全に聞き間違えたパターンだ
すぐに
「お電話が遠いようなのでもう1度、お願いします」
ってマナーの教科書の2ページ目に出てくるセリフを言えばよかったのだが僕はファミリー感を押し出すために言わなかったのだ
②旦那様が予約のサロンを間違えた
奥様に行っているサロンを聞いたときに聞き間違えたパターンだ
奥様が本当に行っているサロンは
「マシェリ」
って言う昔、流行った資生堂のシャンプーのようなサロンだったかもしれない
「セロリ」
っていう育ってきた環境が違えば好き嫌いが否めないサロンだったかもしれない
でも旦那様が「アシュリ」って思い込んで予約をしたのかもしれない
③電話番号を間違えた
タウンページで近くのお店と間違えたのだ
「アスクル」か「アルソック」と間違えている
そもそもアスクルかアルソックで髪が切れると思っていること事態、間違ってはいる
そして僕も2つの仮説と言っているのに3つ出している事が間違っている
そして来店時間になると
フグタさんがやってきた
来てしまったのだ
来ないかもしれないという希望が全て撃ち砕かれた
ここで僕は接客業として
謎のフグタ嫁の話題にはふれてはいけないのだ
だって誰かわからないんだもの
僕はずっとフグタさんのウミヤマ商事の事を聞きまくった
嫁の話題にならないようにずっと仕事の話題にしたのだ
きっとフグタさんは
「こいつ転職したいの??」
って思ったに違いない
そしてなんとかこのピンチを乗り切ったのだ
大物プロデューサー風に言うならチンピだ
そしてそんな事は忘れて日常に戻っていった
数日後・・・
常連のお客様がこんな事を言った
「先日は主人をありがとうございました」
・・・。
待て待て待て
誰??
僕はこの時に完全に誰??っていうのが顔に出たのだ
「すいません!旦那、フグタで予約してます!実は私もフグタなんです!」
完全に謎が解けた!!!!!!!!!!!!!!
うちでは
こうだったのに
本当は
こうだったのだ!!!!!!!!!!!
奥様がずっとうちで旧姓だったのだ!!!!!!!!!
僕は旦那様が来たときに奥様が誰なのか知らなかったのに知ってる風でいたこと
奥様の話題にならないように細心の注意をはらっていたこと
なんなら旦那さんが間違えてうちに来ていると思って接客をしていたことの全てを謝った
でも言わせてほしい
結婚されたのは知っていた
苗字変更を言ってこられなかったしうちも聞かなかったからおあいこです!!!!!!!!!!!!!!
そんな怖い話がありました
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電話をする時間がないときは是非!
Assure hair resort
TEL:0120-927-254
豊橋市牟呂外神町15-7
定休日:月曜日 第2.第3火曜日
HP:www.assure-hair-resort.jp/
Twitter『@assure522』
KIDO DAIKI
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