【涙腺崩壊】おばぁちゃんがくれた宝物
僕がカットデビューしたのは今から10年以上前
やはり美容師といえばカットデビューというのは大きいと思う
家族も本当に喜んでくれた
そしておばぁちゃんがお祝いでお金をくれたのだ
僕はそれを記念になるものにしたかった
そして当時、名古屋にできたばかりのラシック
その2階にあった革のお店でオーダーメイドでシザーケースを作る事にした
そして出来上がったものがこれ
シザーケースとはハサミなどをしまっておくものである
これを美容師は腰につけるのだ
でも正直に言う
クソ邪魔くさいのだ
こんなもん邪魔以外の何物でもない
こんなんつけている菱田さんをはじめとする美容師はただのかっこつけだ
こんなもんを身にまとって美容師をアピールしてやがるんだ
こんなんつけずに僕みたいにオーラを身にまとえよ!!!!!!!
なんならシザーケースが美容師にとって必要だったら進化の過程で腰あたりにシザーケースが出てくるはずなんだ
美容師は産まれた時からシザーケースが腰あたりについているはずなんだ
それがないということは必要がないのだ
僕は基本的に邪魔なものを身にまといたくない
なんなら全裸でカットしたい
でも日本では捕まってしまう
全裸でカットが許されるのはジャングルの奥地の民族だけだ
スパ・オレン美容室だけなのだ
ぴょーん。
おっと
スパ・オレンが出てしまった
マサイ語で「元気ですか?」だ
マサイ族のアントニオ猪木は大きな声で「スパ・オレン!!!!!」って言うのだ
このように僕はシザーケースをまったく使わないので新品同然だ
ここで泣ける話をしよう
このシザーケースは冒頭でも言ったようにおばぁちゃんからもらったお金で買った宝物だ
そして泣ける話という事で僕のおばぁちゃんはもう亡くなったとかを皆さんは期待していると思う
いや、半分正解で半分間違いだ
まったく思い出せないのだ
父方の祖母にもらったお金で買ったのか母方の祖母にもらったお金で買ったのかまったく思い出せないのだ
父方の祖母はもう亡くなっている
だからそっちだったら形見だ
でも母方は存命だ
形見って言ったら怒られてしまう
だったら存命のほうに聞けよ!!!!!って思います??
いやいやいや
驚くほどボケてるんです
だって僕に対して敬語になったんですよ
僕を忘れてる祖母が覚えているわけがない
どういう扱いをすればいいんでしょ??
泣けます
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