生きる
3月2日の朝、うちのおばあちゃんが亡くなった
たぶん
たぶんだけど83歳
お客様には90歳ぐらいって言ってたけど83歳らしい
うちの母の母だ
去年の10月の末
おじいちゃんの誕生日の食事に焼き肉屋に行った次の日に倒れた
そのままずっと入院していて亡くなった
ということはうちのおばあちゃんの最期の食事はおじいちゃんの誕生日のお祝いって事になる
おじいちゃんの事が大好きだったおばあちゃんらしい
何度、今夜が山って言われた事か・・・
並の登山家では到底無理なぐらいの山を乗り越えた
そして3月2日にやっと休んでくれた
ここでちょっとだけこのコロナな世の中のリアルをお伝えしていこうと思う
まずうちのおばあちゃんがまず入院したのが市民病院だ
ここでは少人数、短時間で面会が許された
ただ少人数だと言っても1人、2人の世界だ
着替えを持って行く人だけのような感覚
それが1ヶ月続いた
1ヶ月というのはうちの祖母が入院していられる期間だ
治る見込みがないようなうちの祖母みたいな人は病床をあけるために転院しなくてはならない
個人病院にうつるのだ
個人病院というのは場所によってかもしれないけど面会が許されなくなってしまうのだ
着替えだけ病院の入り口に持って行くだけだ
面会が許されるのが“危篤状態”の場合だけ
僕が最初で最後で会いに行ったのは去年のクリスマスイブ
危篤になって病院から呼ばれたときだ
入り口で検温、靴にビニールシート、1人ずつ、30分以内
こんな感じだった
孫の僕も子供の母もそんな感じだ
本当に会えなくなってしまうのだ
もしかすると今の時期だからまだ会えたほうなのかもしれない
そして亡くなってからだ
うちの祖母の場合は葬儀場がいっぱいだった為、2日間、家に帰れた
ただ葬儀は親族のみになるっぽい
だから棺を持つ人が足りなくなるのだ
僕も仕事があるので通夜の途中から参加するって事ができなくなったのだ
僕がいないと持つ男性が3人になってしまう
3人で運ぶのはなかなか重労働なのだ
いくらミニ四駆のように棺の軽量化をはかったところでおばあちゃんが飛び出してしまったら申し訳ない
おばあちゃんをコースアウトにはさせれないのだ
だから僕と弟はお願いされたのだ
そしてもっと大問題がある
僕の喪服がないのだ
お前、危篤状態が続いてたなら準備しとけよ!!!って思うかもしれない
でも待ってるみたいで嫌だったのだ
買うことにした
でも母に言われたのだ
「あんたってまだ太る予定だよね??でも買っておいで」
いや、そんな予定はない
ただ太ってしまうだけだ
でも最高の方法があった
今の世の中、アマゾンで買えるのだ
仕事をしててもアオキに行かなくていい
スマホで買えるのだ
これなら毎葬儀で買える
ジャストサイズが次の日に届くのだ
こんな感じがコロナな世の中のリアルだ
そういえばおじいちゃんが葬儀にむけて髪をきれいにしにきた
席につくと同時に
「ばばぁが死んだ」
って言ったらしい
飼ってた金魚が死んだみたいなテンションで言うのやめて!!!!
まぁ強がりなおじいちゃんらしい
そして葬儀用の写真を探してたらうちの弟の結婚式の写真が出てきたらしい
うちのおじいちゃんが弟とファーストバイトしてた
何ともうちのおじいちゃんらしい
そしておばあちゃんと僕の写真も出てきた
きれいなおばあちゃんでしょ??
ちょっと泣けた
うちのおばあちゃんは僕がお店を出した事を本当に喜んでくれた
「夢をありがとう」
って言ってくれた
だから僕は通夜の日も葬儀の日も仕事をする
きっと仕事をしてるほうが喜んでくれると思うからだ
一般常識がなく見えますか??
冷たく見えますか??
これが久野さんの孫なんです
ただお店は暇なので皆さん、来てください!!!!!!!!!!
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KIDO DAIKI
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