声を聞く行ってみる

近所の駄菓子屋


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人は誰しも小さい頃に通いつめた駄菓子屋があると思う

そこで人生というものを学ぶのだ

GWの初日

朝は近所のお客様が多かった

歩きや自転車で来れる範囲のお客様だ

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そこでこんな会話をした

「今日はお子さんたちは旦那さんが見てくれてるんです??」

そしたら

「遠足があるんで一緒におせきさんにお菓子を買いに行ってくれてます」

っておっしゃったのだ

おせきさん・・・

なんて懐かしいんだ・・・

僕も行っていた駄菓子屋『おせき』

まだやってんだ・・・

ここで僕の頭の中は小学生時代にタイムスリップした

僕たち小学生が校区内で自分たちで行けるお店は3軒あった

『おせき』『ショップスズケン』『サイゴウ薬局』

この3軒だった

僕は小学生にあがったと同時に引っ越してきたので最初はみんなが何の事を言っているのかわからなかった

サイゴウ薬局が薬局なのはわかる

みんなはショップスズケンの事をなぜか“けったさ”と呼びおせきなんて何のヒントもなかった

サイゴウ薬局は薬局なのに文房具が売っていた

そこで小学生は文房具をそろえるのだ

当時の僕たちの間で流行っていたのは“エスパークス”だ

なぞのヒーローで今思い出しても何と戦っていたのかまったくわからない

ただただかっこよかった

最初のほうのエスパークスは黒かった

そして青になる

もっとパワーアップして白になった

そこからどんなパワーアップをするのかみんなが夢中になった

パワーアップには1年ぐらいかかるのだ

1年で全文房具がフルリニューアルするのだ

白の次が何なのかを楽しみに1年間、寝れない日が続いた

そして満を持して・・・

青に戻ったのだ

あの衝撃を今でも忘れない

青になるのは許せても目が少女マンガみたいになってしまったのだ

エスパークスは戦略を間違えたのだ

少女も取り込もうとしてしまった

エスパークスなんて女子が買うわけがない

そして廃れていった・・・

これを売っていたのがサイゴウ薬局だ

けったさことショップスズケンはアシュリの近くにある

惣菜まで売っているようなお店だ

なぜみんながけったさと呼んでいるのか余所者だとバレないように僕は誰にも聞けないでいた

今だって何でかは知らない

ただここは比較的、大きく明るいお店だった

コンビニの半分ぐらいの大きさだったと思う

生活用品も置いてあったが戦前から置いてあるんじゃね??ってものまで置いてある化石のようなお店だ

ただ比較的、レジのおばちゃんが優しかったので僕たちの仲間はここにいく事が多く僕は高校生になっても行ったりしていた

問題は『おせき』だ

僕の実家の近所のお店だ

外から見ると暗ぼったく来るものを完全にこばんでいるのだ

お客様のお子さんが今、行っているらしい

でも僕はこの真実を話さずにはいれなかった

「あそこって実はリニューアル後のお店なんです」

お客様はかなり驚いていた

「僕が2年生ぐらいの時にあそこに移転したんです」

僕の子供の頃、近所は区画整理の真っ最中だった

迷路のような道がところどころにあった

曲がり角を間違えると一生、家に帰れないような気もしたのだ

その迷路を抜けるとおせきがあったのだ

おせきというのはそこで働いていたおばぁさんの名前だ

だからそこをみんな、おせきさんって呼んでいたのだ

本当の名前は知らない

もしかしたら本当におせきって名前なのかもしれない

元のおせきは絵に描いたような駄菓子屋だった

昭和の駄菓子屋のイメージがまんまだったのだ

そこから今の場所に移転したのだ

そして今、レジにいるという愛想が悪いおばさんはたぶんおせきさんのお嬢さんだ

昔から変わらないのだ

僕たちがお店に入ると嫌そうな感じでお店の置くから出てくる

小学生でもすれ違うのは困難な店内でお菓子を選んでいる姿をけだるそうに見つめる

その視線に耐えれなくなってよく見ずに買うと化石お菓子にあたるのだ

うまい棒なんてパサパサの最上級のファサファサなんだ

お店の外にはガチャガチャがある

センスの欠片もないチョイスだ

それですら日に焼けて何が出るのかわからない

わかったとしても入っているものが違ったりするのだ

でもそんなのが楽しくてたまらなかったあの頃

まだあの場所にあると聞いてなんだか嬉しくなった

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今の子達やこれからの子達も僕たちのようになんとも言えない経験をしていくんだと思う

そして将来、思い出して笑顔になるんだと思う

僕は近所の駄菓子屋が大好きだ

 

 

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Assure hair resort
TEL:0120-927-254

豊橋市牟呂外神町15-7
定休日:月曜日 第2.第3火曜日
HP:www.assure-hair-resort.jp/

Twitter『@assure522』

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KIDO DAIKI

KIDO DAIKI

代表Assure hair resort
お客様の”キレイ”のトータルなサポートをさせていただきます。 全てのスタイルはケアをもとに成り立つという強い想いをもち、ヘアケア、スキンケア共に最大限の力を注いでいます。

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2021-05-01 | Posted in ブログNo Comments » 

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