嬉しいものです
ある日曜日にネット予約が入った
そしてその名前が見覚えがある名前だった
そんな名前の人は僕の人生で1度しか出会ってないしこれからも出会わないであろう珍しい苗字だったのだ
アシュリのオープンの時にお世話になった金融機関の方
金融機関の方であって僕の高校の同級生だ
たまたま担当になってくれたのだ
「木戸くんだよね?」
って言われたのを今でも覚えている
そんな子が予約してくれたのだ
オープンして間もなくして担当が変わったので会うのは10年ぶりぐらいだ
そして変わらない感じでお店にきてくれた
そして色んな話ができた
オープン当初はなかなかプライベートな話をできなかった
僕もオープンする事に必死だったしむこうは仕事だったからだ
仕事以外の会話はなかったのだ
聞くともう金融機関はやめて他の仕事をしていた
やめたてからもう数年が経っているらしい
やめる前にうちに挨拶にこようと思ったらお店がいっぱいで入るのをやめたらしいのだ
でも彼はちゃんとしている人なので住んでいる地域から離れているのにこうして自分が過去に関わったお店に今でも顔を出しているらしい
やめたらそれっきりではないのだ
学生時代から彼がこのようにキラキラしていたのを僕は知っていた
僕の通っていた高校はやる気のある子は面倒を見る
やる気のない子は見捨てる
わかりやすい高校だった
確か彼とは高校二年生の時に同じクラスだったけど対極だったから会話なんてほとんどしなかった
僕は雨が降っただけで学校に行かなかったり授業中もずっと寝て過ごしていた
彼はクラスでもやる気に満ち溢れた子でなんなら部活のマネージャーと付き合っていたのだ
漫画の主人公のようだった
だから僕は少しだけ負い目を感じていたのだ
オープンの時も
「あんなに人生を舐めていた感じのやつがお店を出すの?」
って思われているような気がした
でも本当に親身になって右往左往してくれた
あれから10年・・・
彼が来店してくれた日はお店が満席だった
ちょっと嬉しかった
恩返しが見せれた!って言うとかっこいい
たまたま満席だっただけだ
そしてオープン当時にできなかったプライベートな話ができた
彼はもう野球はやめていたけどコーチとして子供たちを教えていた
今でもキラキラしてた
そして高校の話になった
「朝から晩まで部活だったよね?」
って聞いたら
「引退してからの数ヶ月がとっても楽しかった!」
って言っていた
「ごめん。僕、ずっとその状態だった。でも高校の記憶なんてそんなだから全くないよ!」
僕は本当にろくでもない高校生活を送っていたと思う
「本当にキラキラしてたよね!」
なんて言ったら
「そんな事ないよ!木戸くんは知らないと思うけど部活の監督に彼女と別れろ!って言われて学校から逃げ出した事があるんだよ!」
って言っていた
なんかエピソードもキラキラしていた
僕のエピソードは人様に言えるようなものではなかったから乗っからなかった
ただこうしてお店に来てくれたことが嬉しかった
本当に色んな人の支えの中で僕は生きていると感じた
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Assure hair resort
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KIDO DAIKI
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