美容師としてショックだった事

僕は当たり前だと思っていた事がある

でもそれは美容師としての感覚だった・・・

本日のブログはもしかしたらあてはまる方もいるかもしれません

お店に母から電話がありました

「パーマをかけたい」

こんな電話でした

うけたのは菱田さんです

僕に言ってきました

「木戸さんのお母さんってパーマいる？？」

僕は母に関してはまったく何も言いません

前にピンクのエクステを付けたいって言った時もつけましたし切りたいといわれれば切るかけたいといわれればかける

こんな感じです

だから母がどんなスタイリングを朝、しているかは知らなかったのです

ただ洗面所で何かをやっているのは知ってました

でも驚愕の真実を知るのです

母は言いました

「菱田さんのようなパーマをしたい」

いやいやいや、菱田さんはコテです

コテで巻いているのです

「えっ？起きたらそうなっているんじゃないの？」

こう言いました

うちの母はこう言ったのです

驚愕でした

うちの母はパーマをかければ起きた時に

こんな感じに毛先がなると思っていたのです

えっ？？ってなりました

菱田さんは聞きました

「普段って朝のスタイリングはどうしてるんですか？」

母は答えました

「起きたとこ勝負！！！」

えっ？？

「起きた時にまとまりがいい日もあれば悪い日もある。運次第！！」

言葉を失いました

僕はてっきり朝、セットをしているものだと思っていたのです

セットがうまく出来なくなってきたからパーマをかけにきたのだと思いました

これって僕たちとお客様のギャップなのかもしれません

菱田さんのスタイルを作るときに

これぐらいのアイテムを使っているのです

もっと言えば使わないと無理です

パーマをかけたところでセットしないと無理です

うちの母は菱田さんのスタイルも起きたとこ勝負だと思っていたようで

「毎朝、運がいいな・・・」

みたいな・・・

いや、朝起きてそのままでこんなにまとまるわけがないのです

パーマ＝セットがいらない

こんなのはありません

パーマはセットがしやすくなるのです

このギャップがあるんです

お客様には伝えていましたが母が知らなかったとは思いませんでした

灯台下暗しとはこの事です

うちの母はいったい、毎朝、洗面所で何をしていたのでしょうか？

母は菱田さんにセット方法を教えてもらって

ムースを買ってマジックカーラーを買いに出かけました

そうです

パーマはいらなかったのです

セットできれいになりました

きっと今でもいらっしゃると思います

パーマをかけたら何もしなくてもいいという考えの方

いや、違います

逆に何もしないならやりにくくなる場合もあります

そしておかしいと思ってまたパーマをかけます

美容師さんはスタイルチェンジをしたいんだと思ってまたかけます

でもセットをしないとまたまとまりません

またかけます

ダメージします

ふくらみます

パーマやめようってなります

この悪循環です

これは身近な母で起こっているとは思いませんでした

もっと母の事も気にかけようと思いました

パーマが弱くなってきたんじゃない

セットができなかっただけなんだ・・・

いや、してなかっただけなんだ・・・

皆さんも何でも相談してきてください

もしかしたら原因ってご自身で思っているところとまったく違ったりしますよ

うちの母のように・・・

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