美容師が教えるこれをサロンで言ったら只者ではないと思われる言葉

世の中には様々な職業があります

そしてその職業が使う言葉があります

うちの死んだおばあちゃんは看護師でした

だから患者さんの事をクランケと呼んでいました

このように業界内での言葉は存在します

例えば美容師でも一昔前までは一般の方は使わなかった言葉

バングなんて言葉があります

前髪です

バングなんてのは一昔前は美容師だけが使っていた言葉でお客様に言われた時は

「えっ？業界関係者？」

なんて思ったものです

このように普通に使うと只者ではないと思われる言葉は存在するのです

本日はこのようにかっこいい言葉、今更、聞けない言葉の意味をお教えします

まず特殊な業界用語をお教えします

一部の美容師さんだけ使います

銀座の美容師さんは

プーシャンって呼びます

こんなのは特殊すぎるので除外します

カラーのアッシュ

これって本当によく聞きますよね

でもアッシュって何色？？って思ったことありません？？

アッシュってくすむって意味です

色をくすませるんです

日本人は髪にブラウンが強いんでくすみが出にくい

だからカラーのメーカーさんはくすませる為に『青』を設定するところが多いです

そうするとくすんで外人っぽくなります

ダブルフェイスカラー

アシュリのネット予約の新規の方のメニューで１番多いオーダーです

でも来られたお客様の第一声はこうです

「ダブルフェイスカラーって何ですか？」

ここまで雑誌arとかにも載ったのに浸透しない言葉も珍しいです

ダブルフェイスカラーとは

光に透けるカラーです

だから室内と屋外でカラーが違って見えます

これもアッシュからの流れです

ブラウンを消すってやつです

今まではダブルカラーでした

ダブルカラーとは１度ブリーチして

ブラウンを消してからカラーをオン

そうする事によって

しっかりとブラウンに邪魔されない色を出します

ダブルフェイスカラーはブリーチをやらずにやるカラーです

色の出方が

普通のカラー＜ダブルフェイスカラー＜ダブルカラー

こうだと思ってください

ここからはサロンで使うとかっこいい言葉をお教えします

たぶん担当の美容師さんはこれからお教えする言葉を普通に使うとビックリすると思います

セニング

髪量が気になったときに

「すいてもらえますか？？」

って言いませんか？？

これを

「セニング入れてくれますか？？」

って言ってみましょう

セニングとはすくときに使うハサミです

でも世の中にはセニングを嫌っていらっしゃる方もいます

そんな時は

「チョップですいてくれませんか？？」

こう言いましょう

チョップカット

僕たち美容師は長年の鍛錬で手が異常に発達しています

だから

この部分で毛量を減らせれるのです

ライジングチョップです

チョップカットはこの部分でします

カットでも様々な切り方があります

ドライカット

読んで字の如くドライなカットです

サバサバして切るのです

基本的にカットの時の会話は

「今日っていい天気ですね」

「このあとどこかに行かれるんすか？」

こうです

そして質問しといて答えがかえってきたら

「あ。はい。」

これです

これがドライカットです

ウエットカット

読んで字の如くウエットなカットです

直訳すると“情にもろい切り”です

カット最中に泣き出します

「セニング入れてくれますか？？」

こう言うとしましょう

そうすると

「わかりますよ。本当に大変でしたよね。」

こう言って泣き出します

最終的にゾウの花子か蛍の墓の話になって大号泣です

あなたも私も大号泣です

このように皆さんも美容師しか知らない業界用語をつかって只者ではないと思われましょう

さて僕もプーシャンしてからウエットカットでチョップしてきますね

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