そやかて限界がきたっちゅうねん
あれは小学校4年生の夏休み
僕は少年野球チームに入った
『牟呂サンライズ』
僕の地元のチームだ
特に野球が好きだったわけではない
野球の知識もファミスタ程度だった
でも入った
だって友達がみんな入ったからだ
右むけ右をしないとダメな地域
田舎だから周りと違うことをしてはいけないという事が脈々と受け継がれてきた地域なのだ
最初の練習試合
僕は出れた
そこそこ運動神経はあったのだ
初打席
初ヒット
僕は塁に出た
でも野球がそこまで好きではない僕には限界がきたのだ
ルールがわからない
次の打席の子は打ち上げた
僕の中ではアウトでその次の子の打席になるはずだった
そしたらベンチから声が聞こえる
「木戸!走れ!!!」
待て待て待て
ルールわかってんの??
アウトでしょ??
暑さで頭がおかしくなったの??
こう思った
そしたらこれが野球の謎のルール『タッチアップ』だった
野球には謎のルールが存在する
アウトでも次の塁に進んでいいタッチアップ
三振しても隙あらば一塁にむかっていい振り逃げ
ボールを隠す隠し球
根性がひん曲がったスポーツなのだ
いや、スポーツではない
騙しあいなのだ
僕は今でも野球好きは根性がひん曲がっていると思っている
さてさて昔話はここらへんにして現代に戻ろう
友人から大阪にかわいい子がいるって連絡がきた
この温度差を感じてほしい
いつもならもっともっと僕も関西弁になる
でも僕はテンションが上がらないのだ
この理由を話していこう
コロナの自粛期間
僕は一切どこに出るわけもなく家にいた
そしてスマホを使い続けたのだ
映画を見たりゲームをしたりマンガを読んだ
ずっとスマホだったのだ
そしたら指先が痺れだしたのだ
コロナ前は週に2回ぐらいマッサージに行っていた
それも3ケ月ぐらい自粛していたのだ
でも僕の肩は限界がきたのだ
カットはできる
カラーもできる
シャンプーだって問題ない
ただスマホが使えなくなったのだ
カットができなくてもいい
カラーもできなくていい
シャンプーだって
でもスマホが使えないのが1番やばいのだ!!!!!!!!!!!
ツイッターができない
かまってほしくて暇な人間がやるツイッターができないのだ
あんなんやっているのはロクでもない人間だ
僕だってロクでもない人間だ
でもこのままではまともな人間になってしまう
コロナ後は乗り越えていく自分に酔って自分語りをする人間も増えた
僕も語りたいけどできない
インスタができない
肌の露出を増やしていいねを稼ぐインスタが見れないのだ
なんなら見たとしても開いた画面だけ
それのみにいいねを押す
あんなんいいねを押す人間しかいいねを押されない
押しつ押されつの関係がインスタだ
本当にいいものではなくいいねを押した人間がいいねをもらえる
だから僕のインスタ投稿にもいいねが増えないのだ
ヤバイのだ
だから僕は貸切にできる時間にマッサージにむかった
久々に先生に会ったらヒゲが伸びていて別人になっていた
時の流れを感じた
そして僕の肩をみた先生が衝撃の一言を発したのだ
「テニスであと1球打ったり野球で1球投げたら肩が終わってましたよ」
よかった!!!!!!!!!!!!!!
テニスやってなくてよかった!!!!!!!!!!!!
少年野球を続けて野球選手にならなくてよかった!!!!!!!!!!!
僕はスマホによって肩に爆弾を抱えたのだ
肩に爆弾
日本人が使うかっこいい日本語の3位だ
1位はエビデンス
2位はヒルズの多目的トイレ
そして
「これ使ってください」
と
渡された
外の工事よりうるさい音のマッサージ器
でも僕のプロ野球選手になる夢はスマホによって壊されたのだ
皆さんもスマホの使いすぎには気をつけたほうがいいちゅうねん
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電話をする時間がないときは是非!
Assure hair resort
TEL:0120-927-254
豊橋市牟呂外神町15-7
定休日:月曜日 第2.第3火曜日
HP:www.assure-hair-resort.jp/
Twitter『@assure522』
KIDO DAIKI
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