『時間』というもの

「あれ??まだ出てこないな」
そう思って時計を見ると8時20分だった
確か8時10分の約束だったはずなのだ
僕は小さい頃からこの現象が起こるのだ
本日は僕の積年の愚痴を聞いてもらいたい
登場人物はこいつらである
僕は今、朝、菱田さんを家まで迎えに行っている
8時10分の約束だったはずなのだが最近は家から出てくるのが20分なのである
ただ仕事に遅刻する時間ではない
だから菱田さんが間違っているわけではない
ただ僕は10分の約束だったはずだと思うのだ
なんなら僕は5分には着いているのだ
早すぎは迷惑だと言われたので遠回りして12分ぐらいに着くようにしているのだ
でも菱田さんが家から出てくるのは20分
おかしいのだ
20分に調節して来る事もできる
ただ悔しいのだ
だって10分の約束を10年前にしているからである
この現象を菱田さんだけで経験しているわけでない
僕は小さい頃からこの現象を経験しているのである
まず高校生の時
僕は同級生の河根と一緒に自転車で学校に通っていた
こんな写真しかなかったが彼が河根だ
今は公務員というかたいお仕事をしている
ただ僕に言わせると公務員なのに時間にルーズなのだ
今でも月1ぐらいでは会っている
その時に
「7時ぐらいに行く」
とか言われるのだ
“ぐらい”って言いやがるのだ
オクロックしろ!!!!!!!!!!!
高校の3年間もそうだった
1年生の1学期ぐらいはインターフォンを鳴らせばすぐに出てきた
僕は決められた時間のオクロックにインターフォンを鳴らすのだ
ただどんどん出てこなくなっていったのだ
インターフォンを鳴らして10分は出てこないことなんてザラになったのだ
ただそれでも遅刻の時間ではない
間に合うのだ
間に合うのが悔しいのだ
次は専門学校の時
僕は豊川のアチーブって美容室のオーナーの後藤と豊橋駅で待ち合わせて歩いて学校に通っていた
なんかホットペッパーの写真を拾ってきたのだが加工をされすぎて魚っぽい顔になっている
関係者の方、かわいそうなので変えてあげてください
彼は魚顔は魚顔でももっと熱帯魚っぽいかわいい顔です
彼もそうだ
1年生の最初の頃は待ち合わせ場所に待ち合わせ時間に来ていた
それが
「先に行ってて」
が多くなったのだ
でもそもそもがおかしいのだ
彼は電車で来ていた
毎日、同じ時間には来れるはずなのだ
絶対に電車の時間を1本遅いのに変えたのだ
もう2年生になる頃には別々に学校に行っていた
ただ彼は遅刻をしなかった
間に合うのだ
間に合うのが悔しいのだ
そしてお店を出してから
菱田さんの家に迎えに行っている
写真は金髪の頃だ
こんな金髪だった事に驚いた
アーニャテーラージョイぐらい金髪だ
彼女もどんどん遅くなっている
なんなら焦るから家の前であまり待っていないでほしいと言われているのだ
でも絶対に最初の約束は10分だったのだ
10分なんかに行ったら軽く寝れるぐらい待つ事になるのだ
でも遅刻の時間ではない
お店に到着するべき時間には間に合うのだ
僕は本当に昔から待つ人生なのだ
今までに待っていた時間を合計すれば歩いて日本縦断ぐらいはできると思うのだ
そして僕を待たしてきたこいつら
僕はこいつらに言いたい
間に合うからいいってもんじゃないぞ!!!!!!!!!!
僕は待ってるんだ!!!!!!!!!!!!
そしてもっと“かもしれない”で生きろ!!!!!!!!!
「車が故障するかもしれない」
「信号がずっと赤かもしれない」
「川ができているかもしれない」
「関所ができているかもしれない」
だから時間に余裕をもてよ!!!!!!!!!!!!!
ギリギリで生きてんじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!
そして僕は明日も10分には家の前で待機するのでしょう・・・
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KIDO DAIKI

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