親世代はムーミン

最近の僕はというとイオンとかに行く機会が増えている

それはカンナの子供の通称ぷく丸ちゃんがイオンが好きだからだ

イオンに行くと大体の行く場所が決まっている

ゲーセンに行ってポケモン

ガチャガチャでポケモンなのだ

びっくりするほどポケモンにはまっているのだ

そして僕は今のガチャガチャの値段にびっくりしている

僕たちが小さい頃は１００円だった

今のガチャガチャは１００円では買えない

３００円ぐらいなのだ

高いのだと５００円する

びっくりなのである

ぷく丸ちゃんは僕に会うとガチャガチャ１個、ゲーセン１個、お菓子１個が決まっている

いつの間にか決まったルールがあるのだ

そして何かに夢中になって動かなくなった時

例えば

クレーンゲームなどから動かなくなった時

「行くよ！」

だけでは動かない

「今度、またガチャガチャ買ってあげるから行くよ！」

これで動くのだ

そしてぷく丸ちゃんには大人のその場ごまかしが通用しない

ちゃんと覚えている

「このまえかってくれるっていってた！」

ってなるのだ

前もお風呂に行った時

ポケモンのクレーンゲームがあった

僕とぷく丸ちゃんは

「つぎはとれるんじゃない？？」

とか言いながらずっとやっていた

そしたらママが来て

「きみたちいい加減にしなさい！」

って怒られたのだ

納得いかない顔のぷく丸ちゃん

だから僕は

「今度にしよう！」

って言ったのだ

そしたら次のとき、お風呂の入り口で僕のところにやってきて小さい声で

「きょうはとれるかなぁ」

って言ったのだ

僕は忘れていてハッとしたのだ

そしてママに

「きみたち今日もなんかコソコソやってるなぁ」

って言われた

そんな感じで彼女の記憶力は半端ないのだ

あれは豊橋に来てくれた日

僕と菱田さんはまだ仕事だったので２人で駅前で遊んでいた

その時にガチャガチャを発見したらしいのだ

ママは細かいのを持っていなかったので

「今度、ぶーに買ってもらおう！」

って言ったらしいのだ

その１週間後

ららぽに言った

ちゃんと覚えていたのだ

ぶーにガチャガチャをかってもらえる

ちゃんと覚えていたのだ

今のイオンやららぽはガチャガチャ屋がある事が多い

めっちゃガチャガチャがあるのだ

お店につくとポケモンのガチャガチャを探すために

「ママはこっちから！ぶーはこっちから！」

って命令があった

なぜかぷく丸ちゃんは僕についてきた

いや、理由は簡単

僕が買ってくれるので僕についてきたほうがはやく買えるのだ

そしてぷく丸ちゃんはお目当てを当ててめっちゃ興奮していた

これはいつものパターンなんだけどお目当てが当たらない場合は

「ぶーも同じの買おう！」

って言ってチャンスを２倍にするのだ

それを知らないぷく丸ちゃんはぶーもポケモンが好きって勘違いしている節もある

今回は１回で当ててしまったので予備のお金が余ってしまったのだ

だから僕はジョージを買った

そしたらかわいすぎたのだ

家に帰ってからもなんでもっと買ってこなかったんだろ・・・って後悔しかなかった

ずっとずっとジョージの事を考えてしまっていた

だから営業後に菱田さんを連れてジョージを迎えに行ったのだ

ドンキに行った

かわいすぎる・・・

僕のもとにジョージが沢山きた

この日、菱田さんもガチャガチャをやっていた

お母さんがムーミンのガチャガチャを集めているらしいのだ

集めているといってもまだ１個だ

そして２人でこんな会話をした

「親世代ってなんかムーミン好きだよね」

うちの母も一緒にイオンに行った時に

「ミーだ！」

って言いながらムーミングッズを見ていたのだ

そして僕たちはカンナにジョージとムーミンのガチャガチャをやりに行ったって連絡した

そしたら

まったく同じ事を言ってきた

やっぱり親世代はムーミンが好きなのだ

でも菱田さんは苦手らしい

そして僕はうろ覚えの知識を菱田さんに話した

「ムーミンってなんか核戦争後の設定らしいよ」

そしたら

「あれって実話なの？！」

ってびっくりする返事がかえってきた

僕は頭を抱えた

もしかしたら菱田さんはジョージもどこかに生きていると考えているかもしれない

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