職場を変えたいと思ったことはありますか?
友人が珍しく筋肉以外のことをつぶやいていた
まぁ色んな見解はあると思うし見方によっても変わってくると思うけど同意である
最近で言うとLINEなどで退社を伝えるって感じの事だと思う
退社の理由にも様々な理由があると思うから一概には言ってしまってはいけないとは思うけど・・・
このつぶやきから色んな自分の事を思い出した
そして彼のいう『筋を通す』っていうのも考えてみた
これは立場によっても違うと思う
僕は別にキラキラ人間ではないから美容師をやめようと思ったこともあるし職場も変えようと思ったこともある
ただ僕は美容師もやめず職場も1度も変えることなく今に至る
それがあっているか間違っているかなんてたらればがない世の中だからわからないけど僕はあっていると思う
僕は専門を卒業して就職が内定していた美容室の入社前に辞めた
何だか嫌になっちゃったからである
あっ。
ここを1にするなら1回辞めている
そして東京に行こうと考えた
東京って所に憧れがあったりコンプレックスがある人間ではないつもりだけど芸人さんとかが「東京にいって天下を獲る!」とか言ってたから東京に行けば天下を獲れると思っていた
ただバイトかなんかすればいいや・・・とか思っていたからどんな事で天下を獲ろうとしていたかは今でも謎である
でもそんなところに行く勇気はなく普通に豊橋の美容室に就職した
それもGWあけから
もう同期とも差がついていた
そして最初の休日の前の夜
車の事故をした
信号無視の車に横から突っ込まれた
車はペシャンコになってレスキューの人は絶対に死んでいると思ったみたいだ
でも僕は
無傷
ばぁちゃんが天国から守ってくれたんだと思った
あっ。
生きてた
昨日も歩いてコンビニ行ったって言ってた
でも僕は働いてすぐに大事をとって毎日、病院に通うことになった
たぶん保険の関係もあったと思う
夕方に仕事を切り上げて病院
腰を考えてシャンプートレーニングはNG
僕はどんどんどんどん同期と差がついた
結構、大きなお店だったので同期が5人ぐらいいたと思う
完全に出遅れた
僕の働いていたお店は技術ごとにポイントがあった
シャンプー1回で何ポイントみたいな感じだった
僕はまったくポイントがとれなかった
だって床掃きぐらいしかできないから・・・
ある忙しい週末、同期が生き生きしながらシャンプーのポイントを競い合っている姿を見ていきなり僕の中で何かが弾けた
「同期との差は縮まらないから美容室変えたい」
どこにいっても現状は変わらないのに逃げようとした
そして社長に言った
「僕って必要ですか?」
本当に何も出来ない僕は忙しい週末に空気になっていたのだ
僕の働いていたグループの社長は全部の事をクリアに伝えてくれる人だった
クリアすぎて当時は夜中に1人で歩いている姿を見たら思いっきり轢いてやろうと多々、考えていたけど・・・
「必要ない」
こう言われたのを覚えている
ビックリした
どこかで必要!!!って答えを期待していたのかもしれない
でも
「始めから必要な人間はいない。助けられて成長していく。そしてその恩を忘れずに後輩に還元していって欲しい」
こんな感じのことを喫茶店で言われた覚えがある
いや、オフィスかな??
いやいや、お店だったかな??
まぁ、そこはいいや!!!!!
これをすごく覚えている
そして僕は30歳で独立予定だったからそこまでのプランをたてたこともある
それはお店への還元の部分のプランだ
自分で僕の為にお店や先輩が使ってくれた時間を時給換算したり水道光熱費、材料費など色々足して自分の売り上げ目標と照らし合わせる
僕の独立予定の30歳までであまりお店へのプラスには出来ないことを知ってそっと考えるのをやめた
でも僕は数字で表せるものしか計算していないので本当はもっと違うのかもしれない
こうして考えると見えてくるものがある
それはチームという事だ
いや、今はマンツーマンのスタイルなんかもあるから大きな意味でのやつだ
もしかしたらここからはネットなどで技術を覚えていくニュータイプの美容師さんも出てくるかもしれないけどほとんどの場合は僕たち美容師は誰かに教わっている
誰かの大事な時間を使っている
そこで学び目の前のお客様を笑顔にしている
だから僕たちの技術の裏には沢山の努力と様々な人の協力がある
という事は大袈裟かもしれないけど教える側は教えている人の人生を背負っているという事になると思う
これは脈々と受け継がれてきたものだと思う
教えている人だって誰かに教わっていてその人も誰かに教わっている
過去から繋いできたものを現在の僕たちが未来に繋ぐ
これがこれからも続いていくんだと思う
これがきっと美容師なんだと思う
美容師というのはこのように人との繋がりなんだと思う
僕は働いている時に後輩が辞めるという事が恥ずかしながら沢山あった
僕は辞めたければ辞めればいいというスタンスだったけど相談を受けたことなんてまずなかった
僕はコミュニケーションがとれているつもりでいた
プライベートと仕事は完全にわけていたけどコミュニケーションはとれているつもりでいた
今はまったくないけどプライベートの時は仕事の事をなるべく考えないようにしていた
それはあえて
でも後輩が辞める時にいつもビックリしていた
「えっ?マジで??」
知らなかった
悩んでいる事を知らなかった
ただのつもりだった
辞めたいのサインに気付けなかった
それって美容師としてどうなんだろう??
お客様のサインに気付けないってありなのだろうか??
というか人が好きだから美容師をやってるんじゃないの??
これは本当に今になって思うことである
当時は何となく職業『美容師』がかっこよく見えてたんだと思う
さてさて僕の考えはここに戻る
彼がどう思ってこれを言ったのかわからない
でも僕が感じるのは美容師としてというか人としての部分だと思う
どっちに非があったかなんてわからない
でも美容師であるがこその根底の部分を考えてしまう
人と人との繋がりが美容師
誰かに喜んでもらいたい誰かに笑顔になってもらいたい
誰かの為に・・・
何をするにも誰かの為にっていうのが根底だと思う
僕は挨拶すらできない人は誰かの為になんてできないと思う
どっちが悪いかなんて関係なしに逃げた結果は一生残ると思う
僕なら残る
これが僕はどんな嫌な事をされて辞めたいってなっても絶対に崩してはいけない美容師としての根底の部分であるような気がしてならない
嫌な思いをした辞めるという結果になったのかもしれない
もう顔も見たくないって思っているのかもしれない
でもそこからも人生は続く
美容師としての根底が揺らぐっていうのが1番ダメな気が僕はしてしまう
そこは何が何でも守らないといけない気がしてしまう
僕はいきなり辞める美容師さんもちょっと嫌いだし辞めさせちゃうお店も嫌いだ
人と人との繋がりっていうのを僕は大切にしていきたいと思う
それが僕の思う美容師だから・・・
そういえば繋がりを大事にしようと思ってかわいい子のインスタメッセージを送ったら
こうやって返ってきました
ちょっと出家してきますね!!!!!!!!!!
ナマステ~
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Assure hair resort
TEL:0120-927-254
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KIDO DAIKI
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