緊張しない為にはどうすればいいのか？

先日、いらっしゃったお客様が

「私、仕事でめっちゃ緊張する。吐きそうになる。むいてないのかな？」

っておっしゃった

そして

「木戸さんって仕事で緊張することないの？」

っておっしゃった

いやいやいや

めっちゃ緊張するし

毎日、ドキドキだし

そうは見えないかもしれないけど緊張している

それがないっていうのも僕の中では違う気もする

まぁカットを覚えたての頃とは緊張の種類は変わってきたかもしれないけど・・・

カットを覚えたての頃にあった緊張は“自信”というものによって消えていくと思う

でもそこで自分に驕りがあったらつまずく

僕だって菱田さんだってまだまだまだまだ緊張している

これは１０年後も２０年後も変わらないと思う

でも緊張の種類は変わっていく

それは圧倒的に経験値によって変わると思う

だからきっとむいてないとはじめに見切りをつけてしまうのは僕は違うと思う

最近も若い美容師さんと話す機会があった

うちのお店とはなんら関係ないし僕がそんな関係で何かを伝えるとそれはただ老害の意見になってしまうので黙って聞いていた

面白い事に僕たちを同世代のように扱ってくれたから色んな話が聞けた

早く帰りたい

数字が嫌い

まぁ僕もアシスタントの頃に思っていたやつだ

なんか微笑ましくなった

ただこの子が美容師をもし続けていくのであれば苦労する時がくると思う

僕のように・・・

帰りも僕たちは

「あの子、次に会う時も美容師をやってたらいいね・・・」

なんて話していた

美容師のツケの代償はものすごく大きい

どんな職業だってそうだと思うけど・・・

あの時、逃げずに正面からぶつかっていれば・・・

こう思う日がくる

これは絶対に！！！！！！！！！

どんなことにも実は意味があるのだから

まぁやめるのは簡単だから断固たる意志がなければやめればいい

ただやめたことによって自分が笑顔にできる可能性もなくしている

その子にしかつくれない笑顔の可能性をこの世から消してしまうのだ

まぁこんなの今になったからいえる事であってアシスタントの頃の僕は微塵も思っていなかったしたぶんそんな意見を言ってくれる先輩を老害だと思っていた

だからまったく伝わらないと思うし共感するのだって同世代って事は知っている

ただ僕は

「私、仕事でめっちゃ緊張する。吐きそうになる。」

って言ったお客様みたいな子がいる事に嬉しさと羨ましさを覚えた

そこまで向き合っているのだ

逃げていないのだ

続けていきたいからこそ聞いてきてくれたのだ

たぶんむいてると思うよ！！！！！！！！！！

今の緊張は経験によって和らぐと思う

だから大丈夫だよ！！！！！！！！！！！！！！

そういえばそのお客様

「来る前に予習の為にブログ、見てきたよ！！！！誕生日のやつ！！！！」

っておっしゃった

待て待て待て

ちょうど１年前！！！！！！！！！！！！！

まぁまぁ古いの読んだな！！！！！！！！！！！！

このブログも１年後に読んでくれることでしょう・・・

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