気軽なのに逆に気軽じゃないものなぁ～んだ？？

先日、菱田さんがサロンモデルさんと撮影をしていた

今回は完全に僕はノータッチだった

前回も何かを手伝ったかというとそうでもないけど今回は完全なノータッチだ

そしてまた素敵な写真が出来ていた

完全にノータッチになることで菱田さんのやり方でとても勉強になる事が多い

それはどんな状況でも『人』を大切にするっていう事だ

数日前、言われた

「布が買いに行きたい」

買いに行った

飾りか何かで使うと思っていた

でも違った

「床にひきたい。汚れちゃったらかわいそうでしょ。」

これだった

用意したお菓子もストーリーズか何かを見て前に好きって言っていたお菓子だった

そして写真を撮った後もアップしていいか聞いていた

「この写真って出しても大丈夫？？」

みたいな感じ

こんな感じなのだ

めんどくさいかな？？

僕はそういうのは嫌いではない

前回、撮影する前に決めたことがある

撮影のすべてをアシュリっぽくする

それは写真だけでなくすべてのものをうちっぽく

モデルさんを大事にするって事もそうだと思う

僕たちは美容師

人を大事にする仕事

モデルさんを道具のように使ってしまったら美容師の根底の部分が崩れてしまう

だから撮影までに少し時間がかかってしまうかもしれないけど『まずモデルさんと仲良くなろう』

これをしていく事にした

だから「お願いします」だけでなくお互いの事も少し知れるような連絡のとり方をしている

でも僕は

調子にのって行き過ぎてしまうことがある

ここで菱田さんに言われた

「ＬＩＮＥとかってね気軽に連絡が出来るんだけど実は気軽じゃないんだよ」

気軽に連絡が出来るという事は相手の時間に気軽に干渉出来てしまうという事だ

それぞれの大切な時間

別に見たときに返信すればいいとかあるのかもしれないけど干渉といえば干渉だ

電話よりいいとは思っていたがそれはこっちの都合

そこまで菱田さんは考えているんだなぁ・・・って感心した

そしてめっちゃ自分勝手にＬＩＮＥを送っていた自分に反省した

世の中はどんどんどんどん便利になっていく

でもそれによって人の根底の想いだとか考えは変わらないと思う

そこに麻痺してしまう感覚がこわい

そういえば昨日、ふと思った

ある方とＬＩＮＥをしていてふと思った

僕は何でもレスがすべてと育ってきた

何かの連絡が来たときにすぐに返信するみたいな感じだ

僕は特に頭の回転が速いほうではない

だからこのレスの為にしている事がある

ある程度、相手の返信を予測して返信をするってやつだ

そうすると速い返信が出来る

だってある程度、次に送る内容を先に考えているから

よくわからないけどボケとツッコミに似てるのかな？？

こうつっこんでよ！！！ってボケる

でもそれが通じない相手もいる

まったく予想外の答えが返ってくる場合

なんか面白いなと

レスがすべてなんてまったく違うと思った

これまで考えていた自分の中の常識はいつの間にか感覚の麻痺になっていないか？？

こんな事を思った

自分本位にならないこと

本当に大切だなぁ・・・

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