自分では絶対に選ばない分野

「本屋に行くんだけど何かほしい物ってある?」
菱田さんが聞いてきた
僕にはほしい本があった
もしかしたら見た人もいるかもしれない
ある子のインスタストーリーの質問の答え
「オススメの小説は??」
の答え
その小説がほしかったのだ
めっちゃファンに見えるかもしれない
インスタグラマーがオススメしている本を買おうとしている感じだ
でも違うのだ
「オススメの小説は??」
これは僕がした質問なのだ
そしてそこにはオススメの小説の画像と
『誰でも心のどこかに隠し持っている執着や劣等感や優越感や自意識。こういう醜悪な感情をここまで美しい言葉で言語化できるのかと思いました』
って文章があった
僕はこのオススメしてくれた子が綺麗な文章を書く子だと感じていたのでその子が美しい言葉って言っているものがどんなものなのか気になって仕方なかった
「本屋に行くんだけど何かほしい物ってある?」
「この本買ってきて」
僕は画像を見せた
「たぶん最新の文庫のところにあると思う。文庫ってわかる?小さい本の事。本屋に入ってまっすぐの写真集が置いてある棚の横ね。」
本なんて買わない菱田さんには細かく伝えないといけないのだ
そしたら数分後に連絡があった
「ないんだけど」
いやいや、違う
最新って僕は言っているのだ
だって最近読んだって言ってるから
絶対に最新にあるのだ
僕は
「わからなかったら店員さんに聞いてみて。最新の文庫って言ってみて。」
って言った
そしたら驚く答えが返ってきたのだ
「全然、最新じゃないって!なんならもうここにはなくて本店に取り置きしてもらえる事になった!」
待て待て待て
あぴ・・・
どんだけ昔の小説をすすめてきたんだよ!!!!!!!!!!!!
こんな感じで今回、僕が読んだ本は
『色彩の息子』
![]() |
新品価格 |
これです
まず僕は言いたい
30年ぐらい前の本かよ!!!!!!!!!!
新刊って思ってて恥ずかしいわ!!!!!!!!!!
そりゃ本店にしかないわ!!!!!!!!!!!
てか、あぴはどうやってこの本に出会ったんだよ!!!!!!!!!
生まれる前じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!
まぁそんな感じで短編集みたいな感じなので読みやすいです
・・・。
いや、調子に乗りました
僕は
あくまで僕はめっちゃ読みにくかった
いや、読みにくいというのは語弊があります
僕が今まで絶対に読んでこなかった分野ですしすすめられなかったら本屋で手にも取らないと思います
“純文学”なんです
純文学とは文章が芸術的な感じのやつです
なんか“綺麗”って表現にしてもまわりくどく1ページとか使っちゃうような感じです
そんな本なんです
色んな人の醜いエピソードがたくさん書かれています
醜いというか人間が誰しももっている真っ黒な部分です
そこに色がつけられています
カラフルな文章にして美しく見せるのです
僕、頭のいい人って今の感情を語源化できる人だと思うんです
そして頭の中に散らばった多種多様の言葉から1番美しいものをチョイスできる人
僕の中ではあぴってなかなかその能力が高いと思ってたんです
あっ。こういう本をいつも読んでるし好きだから能力が高くなるんだ・・・って納得できました
でも僕は綺麗すぎて疲れるかな・・・
自分では絶対に選ばない本をこうして読むのも面白いと思いました
菱田さんが読んでるのも読んでみようかな
皆さんもオススメを教えてください
次はお客様にオススメしていただいたミステリーかな??
ID検索もしくは友だち追加して頂ければ予約できます
電話をする時間がないときは是非!
Assure hair resort
TEL:0120-927-254
豊橋市牟呂外神町15-7
定休日:月曜日 第2.第3火曜日
HP:www.assure-hair-resort.jp/
Twitter『@assure522』

KIDO DAIKI

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